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ドキュメンタリー映画「蘇生Ⅱ」より
原発事後から9年。当時、皆を恐怖や不安に陥れた「放射能」。それらは、いつの間にかどこかへいき、今では新型の「ウイルス」にその恐怖や不安は移っています。きっとこうやって、負の感情というのは形を変えて繰り返していくのでしょうね。
ここで、 白鳥哲監督の映画「蘇生Ⅱ」というドキュメンタリー映画をご紹介させてください。
こちらの映画では、前作の映画「蘇生」に続き、EM菌(有用微生物群)が原発事故後の福島にもたらした数々の成果を紹介しながら、地球環境のこと、そして私たちが向かうべき方向はどこなのか等を問いかけてくれます。
その中で紹介されている事実には大変驚かせられます。どうしてこういった「希望」や「可能性」の話を日本のメディアは報じていかないのでしょうか? 何かもったいなさを感じます。
半減期何十年といわれる放射能物質の数値を激減させたEM菌のチカラ!?
じつは事故後、ボランティアによるEM菌の散布が福島県他(栃木県北部の数か所も含め)計55か所で行われていたといいます。そして、そういった散布を継続していった結果、すべての箇所で放射線量が下がっている、という事実があるのだとか!
映画の中で出てくる福島県田村市にお住いの方。事故の1カ月後くらいの時、避難地域となった原発にほど近い大熊町の友人宅に行ったのだそう。そしてやはりその地域の空間線量はとてつもなく高かったといいます。
しかし、あたり一面をガイガーカウンターが27μ㏜という数値を示す中、なんと空間線量が著しく低い箇所があった。それが、その友人が「EMぼかし」を作っていたところだったというのです。こんな状況の中「EMぼかし」のある5か所すべてが7μ㏜という数値を示していた、そんな現象を目のあたりにします。
そして「確信をもった。」と話します。田村市に戻り、自宅付近(1㎞範囲くらい)にEM菌の散布を始めた。そして、EM菌の開発者である比嘉先生のグループにも協力してもらい、1トンタンク40台で散布し続けるということを行っていった。
そして、見事にEM菌を散布したところの放射線量は下がり、それだけではなく「自然が蘇生していく姿」も目の当たりにしていった。と話します。
他にも、栃木県那須塩原市の農園さんの実測数値。EM菌散布の結果、空間線量が2011年8月0.91μ㏜→2017年11月0.16μ㏜にまで下がったのだとか。そして農作物の放射性物質の検査でも全て「不検出」。
福島県南相馬市の方も、情報誌でEM菌が効果的だという情報を得て、月1トンずつEM菌を撒く、ということを行っていったといいます。そしてその結果も、実測値として、空間線量が1.2μ㏜→0.9μ㏜→0.6μ㏜と下がっていったのだそう。
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すごいね!
EM菌が放射性物質を浄化するという事実は研究発表されている
でもじつは、こういった「EM菌散布による放射性物質の消失」というのは、科学的にも研究、証明がされているものなんですって。
ベラルーシ共和国(チェルノブイリの事故の際に大きな被害を受けたところですね、)の国立 放射線生物学研究所 での、EM散布が放射線ストロンチウムの農作物への移行に及ぼす影響など、農作物での実験を通してすべて証明され、第21回「国際常温核融合会議」にも提出されているのだとか。(それはつまり「科学的証明」を意味します。)
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すごいじゃない!? どうして、そういった情報が、あんな事故が起こったのに、私たちの中に入ってきていないのかしら・・
そうなんです。残念ながら、日本の現在の報道の在り方は「一側面に特化」しているために、物事の全体像は見えづらくなってしまっているのです。だから、こういった事実も一般層に広がらないんですよね・・
ほかにもあるEM菌が作物に与える影響!
そして、EM菌による効果は「放射性物質を軽減させる」以外にもあるといいます。作物の育ちが良くなったり、さらにはその作物の抗酸化現象も向上したり。そしてさらにすごいのは、土 空気 川 海 をすべてきれいにし、生態系が蘇っていく、ということもおきるのだそうです。
食物連鎖
「微生物」というのは、もともと「食物連鎖」の底辺にいます。
小さなプランクトンを小魚が食べ、小魚を中型魚が食べ、中型魚を大型魚が食べ、それを人間や動物が食べる。そのプランクトンの下にいて、この構造の底を支えているのが「微生物」です。だから、底の基盤がしっかりすることで「生態系の蘇生」にもつながっていくのだといいます。
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じゃあ、微生物は何を食べているの?
微生物は「死」を「生」に変えることのできる生き物なんです! 私たち人間は他の命をいただくことで生きていますよね。それは、「生」を「生」に変えている、ということ。
しかし、微生物(や一部の虫)は違います。自然界の中で「朽ちたもの」を分解し、自己の栄養に変えていくのです。だから、生ごみを土に埋めると、土の中にいる土壌菌がそれを分解する。糖尿病治療で行われる「ウジ虫療法」も、ウジ虫が「腐った皮膚」だけを食べてくれるからできることなのです。
「死」を「生」に変えることができる「微生物」の存在があることで、その上に連なる「生」から「生」の関係性が成り立っているのです。

なるほど!だから「循環」が成り立つわけね!
すごいですよね。だから底辺である「微生物」はとても重要なんですよ。そして、強い菌であれば、それは私たちにとって「脅威」となるような物質までもを栄養に変えていくことができるのです。
「塩」+「EM菌」で原子転換が起きると‥
さらにすごいのが、「EM菌」+「塩」で起こる現象。東日本大震災では津波による被害がものすごかったですよね。被災地ではヘドロによる悪臭の問題も大変だったそうです。そんな中、悪臭対策にも効果的なEM菌を散布し続けた結果、1年後に塩が消えた!ということも起こったのだとか。
塩が消えるの?
(「受験のミカタ」より引用)
元素の周期表で、Na(ナトリウム)は、Mg(マグネシウム)、Ca(カルシウム)に近いところにあります。CI(塩素)もN(窒素)やS(硫黄)やP(リン)に近いところにあります。それはつまり「原子転換が起こりやすい」ということなんだとか。
リンや窒素、カルシウムやマグネシウム、そして硫黄も、肥料の成分になっているものなんですよ。つまり、「塩」が「EM菌」のチカラによって「肥料」に変わるっていうことは科学的に見ても説明がつくことなのだといいます。
そしてさらにすごいのが、「炭」がその(原子転換の際の)エネルギーを集める役割を担うという事実もあるということ! だから「塩」+「炭」+「EM菌」にしてあげるといいんですって。津波→ヘドロの問題・・ が、そこに「炭」と「EM菌」をプラスしてあげることで、肥料に変わる。「海からの贈り物」に変わる、と話されていました。
さらに「無煙炭化器」というものがあり、これを使うとプラスチックも肥料化できるんだとか! 海に浮遊し、海中生物を傷つけ、環境問題にもなっている海洋ゴミも、塩分を含んでいるため、それを「炭」にし「EM菌」を足してあげれば・・

肥料になるわね!
そう。こんな風に、現在起きている様々な問題の解決の糸口になっていく、それが「EM菌の可能性」なんです!!
EM菌の活用は世界150か国以上に広がっている
そんなEM菌の活用が、現在では世界150か国以上に広がっているといいます。そして20か国以上が「国家プロジェクト」ともしているのだとか。
ライバル国の韓国も官民あげて活用しているんですよ。農業、水産業、畜産業の分野で活用している他、大学の研究分野にもなっているのだそう!
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韓国って、「オーガニック給食」も国を挙げて取り組んでいると聞いたわ。日本もうかうかしていられないわね、、
そうですね。日本はそういった面では遅れてしまっています。そこにはいろんな問題があるのですが、まずは何より、いま起きている現状を一人一人がどう受け止め、捉えていくかいかかっているのです。
「ウイルスという脅威」にも通じていく
*「放射能」が「チャンス」に変わる
*「汚染」が「浄化」に変わる
*「最悪のエネルギー」が「最善のもの」に転換される
*「放射能」もエネルギー、方向を変えてあげればパワーになる!
映画ではそんな風に表現されていました。本当にそうですよね、「放射性物質」を作り出したのも私たち。でも、それを「チャンス」に変えていけるのも、私たち自身なのです。
↑は、「放射能」という脅威を、「チャンス」に変えた人々の話。
そしてこういった情報は、残念ながら、現在のメディアの放送からは得ることができません。こういった(EM菌の)情報を得ていったのは、彼ら自身のチカラ。そして、EM菌の可能性を信じ、行動に移していったのも、彼ら自身のチカラ。
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そっかぁ。なんだか、いまの「ウイルスの混乱」にも通じるような話ね。
そうなんですよ。「ピンチ」は「チャンス」に変わります。そしてそれを変えるのは、「誰か」ではなく「自分自身」なのです。
「誰か」が何かをしてくれない、、国の対応が悪い、、と不平不満を言うのはもうやめましょう。あなた自身が、どれだけ、自分の中に軸を持ち、それにしっくりくる「情報」を得ることができるか?なのです。そして、それをもって「行動」に移していけるか?なのです。