この記事は約 9 分で読めます。
Contents
メッセージイラストブック「買いものは投票なんだ」
ほのぼの温かいイラストが話題のアーティスト「ほう(法生)」さん × 月間200万PVサイト「健康のすすめ」の「藤原ひとのぶ」さん著書の、今人気のメッセージイラストブック「買いものは投票なんだ」をご存知でしょうか?
※ほう(法生)さんのホムペ―ジ:「かぞくのあいのうた」
※藤原ひろのぶさんのサイト:「健康のすすめ」

「EARTHおじさん」知ってるー!
-150x150.jpg)
「買いもの」と「投票」って、どうつながるのかしら?
そうですよね。まずは「買いものは投票なんだ」の意味からご紹介します。
「買いもの=投票」の意味
私たちが選挙で「投票」する時、その政治家さんが何をしようとしているか?をみて、それが自分の望むことと合致するかどうかを考えて、選び、候補者の一人に一票と投じるという行為をしますよね。
でもじつは「買いもの」も同じなんです。たくさんある商品の中から、あなた自身が自分が食べたいと思うもの、使いたいと思うものを一つを選び、お金を投じるという行為をする。
それは、つまりはその商品を作っている企業や売っているお店に「応援しているよ!もっとたくさん作ってね。取り扱ってね。がんばってね。」と言っていることと同じになります。これも一つの「投票」の形ということですね。
では、そういった毎日の「買いもの」という「投票」が、何を意味していくのか?
「安さ」の裏側にあるもの① ~食品添加物でごまかされている食品たち~
例えば、あなたが「安さ」を重視して毎日買い物をしているとします。それがあなただけでなく、10人中8人に同じ傾向があるとしたら・・
お店側は「安さ」を重視した商品をより多く取り扱おうとしますよね。しかし、本来の値段より安くそのものを作るためには何かを削らなければいけない・・
例えばそれが食品であれば、削る部分はその素材の質だったり量だったり製造時間だったりするのです。
ハムを例にあげてみると・・
同じ肉なのに、生肉の定価とハムの定価が違うのはなぜでしょうか? 本来ならより手間のかかっているハムの方が高い価格で売られるはず。しかし実際は、生肉よりもハムの方が安い価格で売られていますよね。
-150x150.jpg)
そう言われると、確かにそうね・・
どうしてそういったことがまかり通っているかというと、いま一般的に出回っているハムは、
1、まず第一に本来の燻製時間を「短縮」するために食品添加物が使われていること。
2、そして、肉の量を「増量」するために、大豆たんぱくと水を混合したものを注入しているものもがほとんどであること。
このような形で、原材料にかかる経費や製造にかかる時間を節約することで単価を下げているのです。
ここで重視されているものは「単価をいかに下げるか?」であり、それを食べた人の健康にはあまり意識が向けられていません。
現に、ハムに「発色剤」として使われている食品添加物「亜硫酸塩Na(ナトリウム)」は、毒物及び劇物取締法に指定を受けている毒物です。肉や魚に含まれるアミノ酸と結合して「ニトロソアミン」という強い発がん性を生み出してしまうこともあるそうです。
-150x150.jpg)
え、そんなに毒性の強い添加物が使われているの!? ホントに重視されているのは「安さ」だけってことなのね・・
そうなんですよね。そしてそれが、現在大量生産で出まわっている食品のほとんどに言えることでもあるのです。
例えば「しょうゆ」もそう。安さを重視しているしょうゆは「脱脂加工大豆」という大豆から油分を搾り取ったカスを原材料にしています。当然それでは美味しくないので、甘味料や酸味料や増粘多糖類やアミノ酸や添加物で味をごまかすことになります。
「みそ」もそう。本来は1年以上かけてじっくり熟成させるみそですが、発酵を早める「発酵促進剤」を使用し製造時間を短縮し、店頭に並んでからは発酵しないようにと「加熱処理」をする。といったことがされています。これでは、本来の「発酵食品のみそ」ではなくなってしまっていますよね。
結局はこうやって「大量生産」や「安さ重視」により、消費者の健康はど返しになっているのが現状・・
しかし、こういった食品がスーパーや量販店の大多数を占めているのは、私たち消費者が、そういった「安さ」を売りにした商品を選び購入してきた(つまり「安さ重視」に「投票」してきた)結果でもあるのです。

なるほど。だから「買いものは投票」なのね!
そうなんです! 今、多くの人が抱えているアトピーやアレルギー問題、不妊症、精神や神経疾患、がんなども、食べ物に起因するところが大きいと聞きます。
なので、ぜひ、一消費者として、日々の「買いもの」へ意識を向けていってみてください。こちらのサイトにも、「食の安全や健康」を重視した場合の「食材の選び方のコツ」なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「安さ」の裏側にあるもの② ~見えないところでつながっている「過剰労働」?~
例えば、衣類を選ぶときには「安さ」を重視している人は多いのではないでしょうか。最近では「ファストファッション」も流行っていますよね。
では、本来よりも安い値段で衣服が提供されるために「削っているもの」とは何だと思いますか?
-150x150.jpg)
材料費かしら・・?
そうですね。天然繊維よりも、石油から作られる化学繊維の方が安く大量に作れます。しかしそれらは土に還りません。つまり結局はゴミを増やしてしまうことにつながっているのです。
そして、もっと大きな「削減方法」が問題となっています・・ それが、それを作る人の「人件費の削減」です。
衣服の場合は、中国やタイ、バングラディッシュ、カンボジアなど、そういった国々で、「低賃金」や「過剰労働」という環境下で衣服を作っている人々がいることで成り立っているという現状があります。
※参照:「ファストファッションの裏側」

そうなのね・・
あなたは何を「選択」しますか?
そんなふうに、
あなたの「買いもの」の裏側につながっているものにも目を向けてみて、感じて、考えて、それから自己「選択」をしていってみませんか?
あなたの「買える」を「変える」と、その先に続く未来も変わってくるのではないでしょうか?
と、提案をしているのが、このメッセージブックです。そして著者の藤原ひろのぶさんは、全国をまわり、そんなメッセージを伝え歩っています。
メッセージイラストブック「買いものは投票なんだ」より
いいかい?
いろんな問題を知って、何かを感じたり、
考えたりすることができたなら、
それは君のやさしさや。
変えてみようかな?
行動してみようかな?
そんなふうに思えたなら
それは君の勇気や。
自分一人が行動したって何も変わらない、
みんなそう思ってしまってるけど、
そんなことはない。
みんながほんの少しだけやさしくなって
勇気を持てば、世界はもっと良くなるんやぞ。
ほう(法生)さんのホームページ「かぞくのあいのうた」より
私たちがふだん使っているお金は
いったいどこに行って
どう使われているんだろう
『考えたこともなかったね』
私は、なんだか世の中おかしなことになっているとおもっています
一番大切にされなくてはいけない
命とか、健康とか、生きることが守られていないからです
子どもたちが傷ついてる
『いい加減にしろー!』って悔しくなることあったけど
違かった
『いい加減に知ろう☆』だったんだ
そんな世の中を作り上げているのは
私たちも原因だったりしたんだ
健康よりもお金や儲けを優先する企業がある
戦争を作ったり武器を作る企業もある
体か喜ばないものをたくさん使う企業もある
私たちは便利や安さを求めているうちに
いつの間にか支えたくない会社を支えてきてしまった
『私たちはどんな世の中であってほしいのか』
そのおもいをね
《不買=買わないこと》という行動で
示すことができるんだ☆
そして
《買い物=投票する》という行動で
買い支えみらいをつくることができる☆
買い物は投票ってすごいんだよ!!!
未来を思って投票すると
もれなく体が喜ぶものをを選択することになるんだ☆
体が心が喜ぶものを選択すると
未来を作るための投票になるんだ☆
『一石二鳥だよ(・∀・)人(・∀・)』
どこどこの企業が良いとか悪いとかじゃない
だから否定の試合はなし
わたしたちの毎日の選択が世の中を作っていることを知って
みんなではじめの一歩を
ふみだしたい
少しの一歩をふみだしたいんだ
ワッショイ☆