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女性(腕組み)

連日のこの猛暑・・ 「熱中症対策を!」というけれど、具体的には何がいいのかしら・・?

今年は、大変な猛暑続きですね‥ そして今後も暑い日が続くようです。

そこで心配になるのは「熱中症」。

「こまめな水分補給や冷房を活用して、熱中症対策を!」と言われますが、じつは普段の食事に「熱中症予防に効果的な食べ物」を積極的に取り入れていくことも、良い熱中症対策となっていきます。

食べもののことをちょっと知っているだけで、体への負担を軽減できますので、ぜひ、上手にいまの食生活に生かしてみてくださいね。

「熱中症」で失われがちな栄養素とは?

そもそも「熱中症」とは、高温が続くことにより、汗として水分やミネラルが排出され、体温調節ができなくなってしまうことを言います。また、体の中の水分やミネラルが不足することによって、様々なからだの異常(めまい、頭痛、吐き気、湿疹、けいれんなど)も生じてしまうのです。

( ※ 「ミネラル」とは? → 体をつくるために必要不可欠な「ミネラル」~その特性と働き 参照。 )

なので、熱中症により失われやすい栄養素(水分やミネラル)などを効率的に摂取できる食べ物を知っていること、そしてそれを普段の食生活に積極的に取り入れていくことが重要になってきます。

熱中症予防効果のある食べ物

では、「熱中症予防効果の高い食べ物」をご紹介しますね。

※栄養素をしては、「カリウム」「ビタミンB1」「クエン酸」「抗酸化性の強いもの」を意識するといいです。具体的には ↓ を多く食事の中に取り入れていけるようにしましょう!

梅干し

塩分を効率的に摂取でき、クエン酸も豊富な「梅干し」。やはり日本人のホールフードは薬効性からみても上位にきますね。

大量に汗をかいた後のミネラル(塩分)補給にもしていけます。クエン酸による疲労回復効果も期待できます。ぜひ、夏場のお出かけには持ち歩くような習慣をつけておくといいでしょう。

「梅干し」の選び方

市販されている梅干しは添加物の量が多く、梅干し本来の効能は期待できないでしょう。

※コチラには、市販の梅干しの添加物情報が載っていますのでご参照ください。→ https://homepage45.net/ume/ume09b.htm

購入するとしても、摂理に背いて減塩されていたり甘く味つけされているものは避け、梅と塩としそだけで手作りされているものを選んでいきましょう。

余裕があれば、自分で手作りしてみるのもいいですね。( → 梅干しの作り方

天然塩

なんといっても「ミネラル補給」には「天然塩」が一番です。ここでのポイントは、日本古来の伝統製法で作られた「天然塩」であること。

市販されている「食塩」とはミネラルバランスが全く違いますのでご注意くださいね。詳しくは コチラ → 「塩の選び方」

「 スイカに塩! トマトに塩! きゅうりにみそ! 」

昔から親しまれているこういった食べ合わせ。「塩をふることで甘みを引き立たせる!」といった効果もありますが、じつは、こうやって「夏に不足しがちなミネラル分を補給する!」といった意味合いもあるのです。


玄米ごはん

玄米ごはんもミネラル分が豊富です。白米と玄米の栄養素を比べると雲泥の差!


http://www.sasanishiki.com/genmai.html より引用)

暑くて食欲が落ちるこの時期だからこそ、たくさんの栄養素をトータル的に含んでいる玄米ごはんは積極的に食べていけるといいですよね。これだけで栄養素が間に合ってしまいますから。

「 玄米ごはんの炊き方 」

みそ汁

「みそ」も日本古来からある発酵食品の代表ですよね。そして、栄養素もたくさん含まれており、様々な効能も期待されるほどのスーパーフードです。「抗酸化作用」もとても高いです。

「抗酸化性の高い食べ物」の世界ランキングでは、なんと、

1位 みそ (日本)
2位 テンペ(インドネシア)
3位 納豆 (日本)

という順位なんだとか!

男の子(まる)

「日本食」すごいじゃん!

そして「熱中症対策」としてみた場合でも「みそ汁」はとても効果的です。まずみそによる塩分補給。そして本物のだしをとっていれば、(特にいりこだしがいいですね。) ミネラル補給にもなります。具材にもミネラル分の多い海藻を意識的に入れていくといいでしょう。

小さいお子さんにも「みそ汁を飲む習慣」をぜひ、つけてあげてくださいね。夏場や災害時などいろいろな場面で生きてきますよ。また大人の方も、忙しくてついつい怠ってしまいがちな食事に「一日一杯のみそ汁習慣」があるだけで全然栄養素やミネラルの摂取量が変わってきます。ぜひ、習慣づけてみてください。

みその選び方

市販のみそには、発酵促進剤を入れて発酵を早め、加熱殺菌されて発酵を止められてしまっているという「みそもどき」もあります。本物は「 大豆 + 塩 + こうじ 」だけでじっくりゆっくり醸造されて作られます。

みその選び方には十分にご注意くださいね。(→ 「みその選び方」参照。)


だしは・・

市販の「だし」は化学調味料のかたまりなのでやめましょう。昆布や煮干しを水に浸けて一晩おくだけでもいいし、それも手間と感じてしまう人は、粉末状のかつお節粉やいりこを利用するといいでしょう。

特に魚を丸ごと干した「煮干し」や「いりこ」はミネラル含有量が高いのでお勧めです。


スイカ

スイカは、水分が90%以上と非常に豊富で、さらにカリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル分も豊富に含まれているので、熱中症対策にはとても有効的だと言われています。

そして、さらに「塩をかけて食べる!」も重要です。ミネラル分の補給になります。ここでも、市販の安価な「食塩」ではなく、「天然塩」にしてくださいね。

豚肉

ビタミンB1が不足すると、乳酸やピルビン酸などの疲労物質がたまって疲れやすくなります。体が疲れているとより熱中症にかかりやすくなってしまうので、暑いこの時期には意識的に摂っていくといいですね。

「夏バテ防止には ウナギ!」のイメージも強いですね。ウナギもビタミンB1を多く含みます。しかし高価でもめったに食べられないもの・・ なので、普段は「豚肉」を意識的に食卓に取り入れていくことをおススメします。

じゃがいも

じゃがいもは、カリウムの含有量が野菜の中でも特に多いので、熱中症対策におすすめです。

またパントテン酸という疲労回復効果のある栄養素も含んでいます。↑「ビタミンB1」でも出てきましたが、体が疲れていると熱中症にかかりやすくなってしまうので、疲労回復効果のある食べ物は積極的に摂っていけるといいですね。

その他

他にも、「牛乳がいい!」などとも言われますが、牛乳の場合は、選び方に細心の注意を払いましょう。

現在出まわっている「牛乳」は高温殺菌されており栄養素が揮発してしまっているものがほとんどです。また、乳牛のエサや投薬状況、飼育環境なども牛乳には反映されています。

なので牛乳の選び方を間違えると、ほとんど栄養補給の意味がなくなってしまいます。ぜひ、良い牛乳を選んでいけるチカラをつけてください。→「「牛乳の選び方」参照。

男の子(ふーん)

「選び方」って大事なんだね!

また「ミネラル入りの麦茶がいい!」なんていう情報もありますよね。しかし、これは「ミネラル」のことをよくわかっていないといけません。→ 参照:「ミネラル」を効果的に取り入れる方法

ミネラル分が1種類でも入っていれば「ミネラル」と表示していいことになっているいまの日本のルール。しかし本来「ミネラル」というものはチームでないと働けない特性をもっています。

「ミネラル入り!」と書いてあるからといって、体に有効的にミネラルを補給できるとは限りませんので、ご注意ください。

女性(ショック.)

そうなのね!

また稀に、「いろいろな食材が使われているコンビニ弁当がいい!」なんていう情報も見かけますが、その場合、添加物にも意識を向けた方がいいでしょう。

「ミネラル」で考えたときに、現代食に多い動物性食品の過剰摂取、添加物や農薬や遺伝子組み換え食品の摂取、不自然に加工されているものの摂取は、体への負担が大きくなり、結果、「酵素」や「ビタミン」や「ミネラル」の仕事を増やしてしまいます。

つまり、添加物の多いコンビニ弁当やレトルト食品ジャンクフードなどは、ただでさえ不足しがちな「ミネラル」のムダ使いになってしまうんですよね。注意しましょう。

まとめ

結局は、日本人が古来から食べてきたものが、やはり体の基礎となっていくのでしょうね。そして、昔から、暑い夏にはコレ!と食べられてきたもの。旬のもの。

食の欧米化が進み、食品のグローバル化が進み、「本来の日本食とは何か?」がわかりずらくなっています。一年中スーパーで同じ野菜が買えるので「食べ物の旬」もわかりずらくなっています。

でも、こういった情報サイトや雑誌などから、「旬」や「古来の日本食」にも意識を向けていってみてください。そして、出来る範囲で構わないので、自分の生活に取り入れていってくださいね。

「熱中症対策」は、まずは、基本の体づくりからです。