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女性(ポイント)

【 調味料 】は料理の基本!!
【 安全性を重視 】して、ここをポイントに選んでいきましょう!

砂糖の選び方

砂糖はミネラ分の多く残っている「茶色いもの」がいいです。逆に、糖質がむき出しで吸収が早すぎてしまう「白砂糖」は、からだにとっての負担が多くなるので、できるだけ避けていった方がいいでしょう。しかし「白砂糖は、加工品に多く使われている。」という現状があります。そのため「砂糖の現状」(‥「砂糖」砂糖をやめれば 花粉症が治る!でご紹介しています。)をよく知り、普段の砂糖の使い方を意識していく必要があります。

<「茶色い砂糖」を選ぶときに注意したいこと!>

茶色くても、「三温糖」のように「精製してから煮詰めたもの」や「カラメル色素で色をつけてあるだけもの」もあります。そういったものには「ミネラル分」は残っていないので注意していきましょう。


「てんさい糖」の場合、「てんさい」は「遺伝子組み換え作物」として認可されているものなので、「輸入品ではないもの」を選びましょう。国産の砂糖になると、だいたいが「沖縄のサトウキビ原料のもの」か、「北海道のてんさい原料のもの」になります。一般的なスーパーでも売られているので、上手に選んでみてください。

はちみつの選び方

女性(ポイント)

「はちみつ」って、すごく体にいいらしいの!

はちみつは、「糖分」のほかに「ビタミン」「ミネラル」「酵素」を含んでいるため、‥疲労回復効果、便秘解消、動脈硬化予防 etc. さまざまな効能をもっています。そしてその中でも、殺菌効果は特に強いと言います。

男の子(まる)

喉が痛いときに、ママが、「かりんのはちみつ漬け」で「かりん湯」作ってくれるよ!

はちみつには、

*「純粋はちみつ」 … 天然そのもの100%のはちみつ
*「加糖はちみつ」 … 水あめやブドウ糖などを加えたもの
*「精製はちみつ」 … 加熱後、脱臭・脱香したもの

の3種類があります。

「純粋はちみつ」を選びましょう。と言っても、「純粋はちみつ」かどうかは、表示からは読み取れないという現状があります。実際のところ、混ぜ物がしてあっても「純粋はちみつ」と表記されていたり、「公正取引マーク」というものもあるのですが、基準が甘く、きちんとした証明にはなっていないと聞きます。

女性(ショック.)

正直、スーパーに並んでいるはちみつをみても、「純粋はちみつ」と書いてあるものはたくさんあるのだれど、安いものから高いものまでいろいろあり過ぎて、よくわからないのよね‥

やはり「値段は比例してくる」ので、「安価ものは混ぜ物がしてある」と思った方がいいでしょう。あとは、本物のポイントとして、【 透明度が低い 】(‥ぼんやりして、前方がみえない感じ。)【 キメ細やかな泡が立っている 】(‥「酵素」が含まれているので。)【 温度が下がると結晶化して固くなる 】などがあげられるので、参考にしてみてください。本物の「純粋はちみつ」「非加熱はちみつ」「生はちみつ」を選んでいきましょう。

これも、やはり、こだわりのあるお店や生協、ネット宅配などを通して「信頼できる養蜂家さん」をみつけていけるといいでしょう。

メープルシロップの選び方

男の子(ふーん)

「メープルシロップ」と「はちみつ」って、何が違うの?

「はちみつ」は、蜂が媒介している花の蜜です。「メープルシロップ」は、サトウカエデの樹液を煮詰めて作られる100%天然の甘味料です。含まれる糖の種類も違うみたいですね。あとは、カロリーや栄養価も違ってきます。

「メープルシロップ」の方が、「はちみつ」よりも、カロリーが低く「ビタミン」や「ミネラル」や「ポリフェノール」などいった栄養素がをより多く含んでいると言います。(‥殺菌効果は、はちみつの方が高いようです。)

女性(ポイント)

「はちみつ」もすごいけど、それ以上に、体にいいのね!
「はちみつ」は1歳未満厳禁だけど、「メープルシロップ」は6カ月の赤ちゃんから食べられるっていうから、 離乳食にも使えるわ!

メープルシロップには、グレードがあり、それによって「色の濃さ」が変わります。茶色っぽい色の濃い順に「ダーク」→「アンバー」→「ミディアム」→「ライト」→「エキストラライト」となり、色が薄いほどグレードが高いです。(‥「エキストラライト」が、一番高いグレードですね!)

日本に流通しているものは、ほぼ輸入品です。スーパーなどでも、そのまま売っています。探してみてください。

また注意点として、 「類似している商品」には気をつけましょう。よく「ホットケーキ用のシロップ」などには「メープル」と書かれていますが、あれは「人工的甘味料」で、「メープルシロップ」とは全く別のものです。

米あめの選び方

米あめは「米のデンプンを糖化することにより作られる甘味料」です。日本では、砂糖が普及する以前は、米あめが甘味料として使われていたといいます。そのためか「水あめ」などで馴染みがありますよね。

白砂糖(単糖類)と違い、糖がつながっているかたち(多糖類)のため、ゆっくり吸収され、体への負担が少ないと言います。また、白砂糖に比べてカロリーも低いです。

これは、国産原料のものであれば大丈夫でしょう。
スーパーでも売っています。上手に利用していってみてください。

※ 表は、こちらのPDFをダウンロードしてください。→ 食材の選び方