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【 安全性を重視 】した場合、
ここをポイントに選んでいくといいのよ!
肉の選び方
肉類全般
※ 「遺伝子組み換え」については、「遺伝子組み換え作物に弱いニホンジン」、「加工食品に使われる「遺伝子組み換え」の恐怖~原材料表示はここを見ろ!」~ を参照。
肉を選ぶときは、基本、
① 安全なエサを食べている!
② ワクチンを必要以上に打たれていない!
③ ストレスが少ない環境で育てられている!
ものを選ぶといいでしょう。
でも、基本、これら(↑)は表示されません。表示義務がないのです。
→ わざわざそう表示している(主張している)ものを探してみるといいでしょう。
実際には、ここまでこだわれている商品は少ないものです。
スーパーなど、低価格を売りにしているお店では取り扱っていないでしょう。
こだわりのものを提供しているお店や生協、ネット宅配を利用するといいですね。
牛肉
いろいろな問題が言われている「アメリカ牛」は、避けた方がいいでしょう。
外食でも「アメリカ牛」は、選ばないようにできるといいですね。
外国産でも、国産でも、
やはり、「肉類」でみたように、飼育環境を重視して選びましょう!
外国産であれば、牧草を食べている牛もいいといいます。
‥日本だと「放射能問題」があるので牧草牛は注意が必要です。
豚肉
やはり、「肉類」でみたように、飼育環境を重視して選びましょう!
そして、臭みのあるものはやめましょう。
鶏肉
「タイ産」「ブラジル産」は、避けましょう。
安価な肉は、粗悪な飼育環境で育てられている可能性が高いので、注意しましょう。
鶏肉の場合、国産でも、他に肉に比べて、ワクチンなど多くなるといいます。
また、身動きが殆どできないような狭い棚に並べて飼われる「蜜飼い」も多いです。
そういった鶏は、ストレスも多く、病気にかかりやすい。
やはり、「肉類」でみたように、飼育環境を重視して選びましょう!
鶏卵の選び方
卵も、基本的に、「肉類」と同じです。親鳥の飼育環境が重要になってきます。
① 安全なエサを食べている!
② ワクチンが打たれていない!
③ ストレスが少ない環境で育てられている!(「平飼い」のものがいいですね。)
この3つの条件を満たしているものを探してみましょう。
こちらも、「肉類」と同じく、表示義務がないので、表示には現れません。
→ わざわざ、そう表示している(主張している)ものを探してみるといいでしょう。
またそういった卵は、「自然卵」などとも言われます。
スーパーなどで、低価格で売られているものは、飼育環境が十分でないと思われます。
できるだけ避けていくといいでしょう。
また、「殻の色」「黄身の色」「特定の成分(「ビタミンE強化!」など)」は、栄養価や安全面には、あまり関係ありません。
こちらも、こだわりのものを提供しているお店や生協、ネット宅配を利用するといいでしょう。
牛乳の選び方
<牛乳にある「賛否両論」>
「カルシウムが豊富だから、積極的に摂った方がいい!」
というのが「牛乳」の一般論ですね。反面、こんな意見もあります。
「じつは、カルシウムは多いが、そのほとんどが体には吸収されない。」
「栄養素としてではなく、嗜好品としてとっていくといい。」
「日本人は、牛乳を消化する能力をもっていない。」
「牛乳により、ホルモン系のガンが増える。」「牛乳」は、給食に必ずつくものなので、「牛乳」でガンになるの!?
「飲まなければいけないもの」と思っていませんか?でも、本来、乳文化もそれほどなく、米が主食の日本人が、なぜ「牛乳」をこんなにも飲むのでしょうか。
「牛乳」は、戦後、アメリカより持ち込まれたものだと言います。大量の「余剰小麦」とともに。戦後、ひもじかった日本にとってはありがたいものだったのでしょう。
しかし、野菜を多く食べる日本人と、肉を多く食べるアメリカ人では、腸の長さも全然違うと言います。日本ではお馴染みの「ひじき」も、海藻を食べる習慣のない外国では「危険」と認識されているところもあるくらいなのだとか。
そして、「牛乳」に関しても、乳文化のある北海道以外の日本人には「乳糖を消化する能力がない」と言われるのです。また、何人かの有識者により「牛乳とホルモン系のガンの関係性」も指摘されています。
こういった「さまざな方面から情報」も入れてみると、牛乳については「必ず飲むべきもの!」という風潮が少し強すぎるように感じます。
じゃあ、きちんとした情報を見比べて、「飲む、飲まない」や「飲み方」の選択をしていかなければならないのね!
選ぶときは、
いま、一般的に出まわっている牛乳は、殺菌のため、栄養素が失われていると言われます。
「パスチャライズド」「低温殺菌」「ノンホモ牛乳」などを選ぶといいでしょう!
※ 福島や北関東のものは、放射能検査がしてある方が安心ですね。
また、「肉類」や「鶏卵」と同じく乳牛の飼育環境も重要になってきます。
人間の母乳も、お母さんの食べたものがそのまま出ます。牛乳も同じです。
乳牛のエサやワクチン状況、ストレスがそのまま反映されています。
より安全なものを選んでいけるといいですね。
☆「想いやり生乳」というものがあります。
‥こちらは、自然食品店でもすすめられている、とても質の高い生乳です。
こちらも、こだわりのものを提供しているお店や生協、ネット宅配を利用するといいでしょう。
魚介類の選び方
魚介類は、いま、海洋汚染の問題もあるので、むずかしいです‥
「徐毒」していくようにしましょう。( ↑ の表に「徐毒方法」をご紹介しています。)
そして、比較的、安全とされているものや、放射能検査をされているものを選んでいくといいでしょう。特に「養殖魚」は、薬品漬けになっている可能性があるので、「天然魚」を選ぶようにしましょう!
エビも、「天然のもの」、「生産者情報公表JASマーク」(‥すべての生産状況を公開している養殖業者のものにつけられるマーク)のあるものを選んでいくといいでしょう。また、「フェアトレード認証マーク」があるものもいいですね。
<「フェアトレード」>
生産者との取引きが「フェア(公正・公平)」な物のことを言います。
‥チョコレートでも聞きますよね。じつは、私たちの知らないところ(開発途上国など)では、過酷な条件・低賃金で、また子どもが奴隷化されて、生産されているという事実が、たくさんあるのです。
バナナ、砂糖、コーヒー、カカオ etc. エビも、 東南アジアなどでは、その可能性があると言われている‥だからこそ、「フェア」なものを選んでいけるといいですよね。
確かに!
自分の選択の裏側で、苦しんでいる人がいるのは、嫌だわ。
カニは、「天然」しかないです。
貝類は、「天然」でも「養殖」でも大丈夫です。
あと、気をつけたいのは、「加工品」
「干し魚」などは、利用しやすいのですが「添加物が多い」ので気をつけましょう。
これも、こだわりのものを提供しているお店や生協、ネット宅配では、「添加物を使っていないもの」や、「比較的に安全なもの」を取り扱っていることが多いので、利用していくといいでしょう。
※ 表は、こちらのPDFをダウンロードしてください。→ 食材の選び方