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【 具体的な対策方法 】「アース」を取る!

「アース」は いろんな家電に義務付けされている!?

「電気を地中に流すための道」としてつけられた導線を「 アース(アース線)」と言います。アースをとる目的としては2つです。

1 家電製品による感電や、かみなり発生時に起こるの漏電防止のため。
2 電磁波や静電気といったものを、遮断・抑制するため。

近年では「アース」は重要視されていて、「内線規程」という電気設備について規定している規格があるのですが、そこでは「洗濯機」「乾燥機」「電子レンジ」「冷蔵庫」「食器洗い機」「電気冷暖房機」「ウォシュレット」等にアースをつけることを義務化していると言います。

ご自宅の家電製品はいかがでしょうか? 「アース」がついていますか?

女性(ショック.)

「アース」がついている家電なんて、洗濯機くらいだわ・・

我が家の場合は、自宅の電磁波測定をしてもらったときに、「冷蔵庫」からの電磁波が高く出ていることがわかりました。

もともと冷蔵庫の近くのコンセントに「アースの取り口」がなかったのもあり、冷蔵庫本体のプラグにも「アース線」がついていなかったのもあり、「アースをとるものだ!」という認識もなかったので、アースはとっていなかった冷蔵庫・・

しかしそれに伴って、冷蔵庫付近だけでなくキッチンの床までもが電磁波が高い状態だったようです。そこで「これは対策をとりましょう!」となった。でも「コンセントにアースの取り口がない!」という状態です・・ さあ、どうしましょう・・

いろいろ考えた結果、幸い「洗濯機」が比較的近くにあり、「洗濯機のコンセントのアース取り口まで、冷蔵庫からアース線を延ばしていく!」という対処法をとることができました。

なぜコンセントには「アースの取り口」があるものとないものがあるのか?

これには「電圧」が関係してくるのだそうです。日本の場合は、一般家庭には100Vの電圧で送電されています。これが、他国では200Vの電圧で送電されているところが多いのだそうです。

女性(腕組み)

電圧かー。電圧って低い方がいいんじゃないのかな・・?

そう、電圧は低い方がいいのですが、他国に多い200Vの場合は、感電防止のために、コンセントには、設計上、必ずアースの取り口がつけられる」のです。

それが、日本の場合は、100Vなので、「 できればアースをとりましょう。」くらいの雰囲気になってしまっています。そして、コンセントにも「アースの取り口」がつけられていないことが多い。また、私たちの「アースをとらなければいけない!」という認識も低くなってしまっているのが現状です・・

じつは、「パソコンやゲームの取扱説明書」には、それらを使うときには「安全のため、必ずアースをつないでください。」と明記されているのですよ! 知っていましたか?

男の子(虫眼鏡)

へー、知らなーい。

大きな家電の「アース義務」についても、パソコンやゲームの取扱説明書に記載されている「アースの必要性」についても、「知らない」ですよね・・ ゆえに、さまざまな健康被害が出ていても、それが原因とは気づかれないのでしょうね・・

「アース」がないと、余った電気はどこへいくのか?

家電製品というのは電気で動きますが、送られた電気をすべて使っているわけではなく余剰が出ます。その「余剰電気」を地中に送るための道が「アース」です。

ということは、その道がないと、余った電気はどこに行くのでしょうか?

「電場」というのは物体を伝わっていく性質を持っています。なので、そこに直接触れていると、私たちの体へと余剰電気は流れてくることになります。また、木材は電場を伝えやすいので、直接 電化製品と触れていなくても、家電製品の置いてある机や床に体が触れていると、間接的に余剰電気が体へ伝わっていくことになるのです。

【 電磁波対策 】

私たちのからだへの影響性

私たちのからだは小さな電位をもっていて、特に皮膚は「マイナスの電位」で覆われているのだそうです。それが、そういった電場の影響を受けて、皮膚の表面に「プラスの電位」が流れると、体が本来持っている「バリア機能が壊れてしまう」のだとか。

また、+と-が重なると電流が流れますよね。そうやって皮膚の表面に電気が流れていると、空気中のちりやホコリも集めてしまいます。そして、そういったものが「バリアが壊れた肌」から体内へと入り込んでしまうと、炎症を起こしてしまいますね。なので、アレルギーや肌荒れなども「電磁波対策をとる」だけで緩和されるケースもあるのだそうですよ。

電磁波対策の【 優先順位 】は・・?

これだけ電気を使う世の中になってしまっては「電磁波の影響を0にする」ということは不可能です。ただ、知識を持ち、意識するだけで「電磁波の影響を減らしていく」ことはできます。

【 優先順位 】としては、「より多くの時間を過ごす場所」また「触れている時間の長いもの」への対策が最優先です。その次に「近くで使うものへの意識」ですね。


電子ピアノ

「電場」というのは物体を通して伝わっていくものです。なので、直接触れているところから体の表面全体にも伝わっていきます。そう考えると、「電子ピアノ」は要注意です!? きちんと電磁波対策を取っていかないと、ピアノの練習をすればするほど「電場の影響」を受けてしまうことになります・・ 「アースをとる」や「バッテリーでやる」といった対策をしてくださいね。

電気で動いているものからは距離をとる!

また、「磁場」というのは、エネルギーなので、空気中からも伝わり、物体も突き抜けていきます。なので、電気で動かしているものからは、基本的に、距離をとるように心がけましょう。

気になる「IH調理器」は大丈夫なの?

「IH調理器」に関しては不安がよく聞かれます。この場合は、距離をおくことがむずかしいので( 近くにいないと調理できないので、)影響が懸念されるのでしょうね。

ただこれは、電磁波測定士さんに伺ったところでは、2006年以降製造のIH調理器に関しては、構造上で「磁場」の対策がされているようで、実際に測定をしても「磁場」の数値は低いそうです。なので、「電場」の対策(「アース」ですね。)がとられていれば大丈夫です。

そして、その「電場」に関しても、(いまはシステムキッチンになっているので「アース」は見えにくいのですが、)ほとんどの場合はが対策はとられているそうです。それでも不安な場合は、業者さんに確認してみましょう。。

ただ、電磁波が0というわけではありません。「軽減されている状態」と理解してくださいね。やはり家電製品の場合は、副産物として「電磁波」は発生してしまうのですから。

<「火を使うこと」も大切にしていこう!>

ただ、私は、「火を使って調理する」ということは、大切にしていってほしいなと思います。

人間は、「火を使う」ことで、他の動物よりも強くなりました。人間が、最初に家屋をつくったのも、「自分の身を守るためではなく、火を守るためだった。」とも言われています。

それくらい「火を使う」ということは、人間が生存競争の中で獲得し、長い年月をかけて守ってきた「生きる術」なのです。

それが、いまは、「火を使って調理する」ということが遠ざかってしまいそうな状況にある・・ そこには、淋しさとともに、何かの危機感すら感じてしまいます・・

ぜひ、「火を使う」ということを大切にしていってっくださいね。

一番に電磁波対策をしなければいけないのは「寝室」です!

「より多くの時間を過ごす場所」はどこでしょう?

それは「寝室」です! 人の平均的な睡眠時間は6~9時間くらいですね。そして、その間、ずっと布団に横になっている状態。このように、私たちは、一日の中でも相当の時間を「寝室」で過ごしているのです。

そして、特に2階に寝室がある場合は注意が必要です。建物の構造上、2階の床下には配線が通るので、そこが通電していた場合には電場が発生してしまいます。そういった環境下で横になり、体が床に接していると、相当な電磁波の影響を受けてしまいます・・

女性(腕組み)

言われてみれば、確かにそうよね。

考え方としては「ずっと触れているかどうか?」ということがポイントです。配線が通っている壁なども電磁波の数値は高かったりはするのですが、ずっと壁を触っているわけではないのですよね。だから大丈夫なのです。

しかし「寝室の床の電磁波の数値が高かった」としたら、そこで、毎日、6~9時間、横になっているわけだから、相当な影響となってしまいます・・ なので、まず第一に「寝室の対策」を考えていきましょう。

これは、測定してもらうことが一番ですね。簡単に測れる機器もありますが、それだけでは計れる種類も知識も不十分なので、やはり専門的な方の測定とアドバイスがあるといいでしょう。

そして、寝室の数値が高かったとしても、(住宅改修などをしなくても、)シールドできるようなシート等で対策をとっていけるので、まずは、現状を調べてみるといいですね。

【 アーシング 】土に触れること、自然に触れること

やはり、一番の「アーシング」は、自然に触れることです!

私たちの体も、「土に触れること」でアーシングできます。また「川遊び」などもアーシングになると言います。自然は、私たちが生み出してしまった「負」のものであっても、浄化してくれる力を持っています。そんな自然との関わりも大切にしていきましょうね。

男の子(まる)

そっかぁー。土遊びや川遊びがいいんだね!