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「電磁波」って何?

むずかしそうに感じる「電磁波」という言葉。そして「気にしても切りがないんじゃないかな‥!?」という感覚‥ でも、実際には「知っているだけ」で電磁波の影響を大幅に軽減できることがたくさんあります! そんな「電磁波」についての基本をお伝えしますね。

「電磁波」は3つに分けて考える!

「電磁波」に関しては、最近、少しずつ気にかけられるようになってきましたよね。・・「IH調理器は、大丈夫かな?」「「電子レンジを使わない!」なんて人がいるらしい!?」「スマホは大丈夫かな!?」etc.

女性(腕組み)

そうなのよ‥ 「電磁波」って気になるんだけど、実際のところは、その対処法も、そう言われる根拠も、何もわからないよね‥

「電磁波対策」でみるときは、『電場』『磁場』『高周波』の3種類に分けて考えるといいそうです。まずは、この中の『電場』と『磁場』の部分を考えていきましょう。

(※「電子レンジ」や「スマホ」については『高周波』の部分になります。→ 【知ってた?】携帯電話を持たせる年齢の世界事情 参照。)

電気のしくみを理解する!

「電磁波」を知るためには、まず「電気のしくみ」を理解しましょう。

「直流」と「交流」

「電気を流す」ということは、「=坂道をつくる」ということと考えてください。 + → - に向かって「電気」いう球が転がっていきます。その途中に、電気を何かの動力に変える装置( ↑ の場合は、電球ですね。)が取りつけられている。これが「直流」というものです。

そして「電磁波」として問題になっているのは「波」の部分です。

この「直流」には「波」は発生しません。これが、「交流」といって、電気の+と-を交互に切り替えているような場合に、そこに「波」が発生するのです。

一般家庭に来ている電気は「交流」です。「コンセントの2つ穴」「コードの2つの回線」・・この2つの間を+と-とが交互に切り替えられているのです。

これが「1秒間に何回入れ替わっているか?」が「周波数」と言われるものです。つまり「1秒間に50回入れ替わっていれば、=50Hz(ヘルツ)」「1秒間に60回入れ替わっていれば、=60Hz(ヘルツ)」となります。

※日本の場合は、東日本では50Hz、西日本では60Hzの電気が送電されていますね。

電磁波のメカニズム

http://www.denjiha.com/what/index.html より )

「電場」というのは「電圧をかけること(=坂道をつくること)」です。そこに電気を流すと「磁場」というものも発生します。そして、電流が大きいほど、この「磁場」も大きくなります。


http://geographico.blog.fc2.com/blog-entry-1191.html より )

私たちのからだへの影響

この「電場」と「磁場」が、私たちのからだにどのように影響をおよぼしていくのでしょうか?

「磁場」の影響

「磁場」というのは、「すべての物体を通り抜けるもの」なのだそうです。当然、人間のからだも通り抜け、そして、遺伝子を傷つけたりもするそうです。

なので、これは「距離をとること」が対策となります。最低でも1.0~1.2mは離れなければ、磁場の影響を受けてしまうと言われています。そして、電流が大きいものほど「磁場」も大きくなるので、より距離をとる必要性が出てくるのです。

「電場」の影響

「電場」というのは「電気が流れる道」です。なので、物体を媒介して伝わっていきます。人のからだも、表面を覆って伝わっていくそうです。つまり、皮膚の表面や自律神経が、電気による影響を受けてしまうということ。皮膚表面が電場の影響を受けていると、チリやほこりをより引き寄せてしまいます。するとアトピーや皮膚炎が悪化してしまったりもするのです。

なので、これらは、電気の流れを最終的に土に逃がす「アースをとる」というしくみが有効的になってきます。

「電磁波」は「電化製品の副産物」

これらの電磁波に関しては、私たちが電化製品を使うことで、副産物として生じてしまっているものです。しかし、そこに対する認識が低いために、自分たちのからだに、知らず知らずのうちにたくさんの影響を及ぼしてしまっているというのが現状です。

女性(腕組み)

そうなのねー。

具体的な対策方法

では、具体的にはどのような対策を取っていくことができるのでしょうか?

まずは、居住空間を見直していくことですね。中でも、「自分が長時間いる場所」や「長時間触れているもの」に対する対策を最優先にやっていきましょう。

通電している場所は要注意!

電気式の掘りこたつ

例えば、我が家では、意外にも「電磁波」の測定値が高く出た場所がありました。それが、リビングにある「電気式の堀こたつ」の周辺です。

やはり「電磁波」が気になっていたので、電気で温めることはせずに、一年中、コンセントを抜いた状態にしていたのですが、測定してもらった際に、こたつ周辺の「電場」が高いことがわかりました。

「電場」というのは「=電気が流れる道」です。つまり、電気が流れていなくても、電圧がかかっているだけで発生してしまうもの。

なので、こたつのコンセントをつないでいなくても、壁や床にそって「こたつ」までつながっている配線が通電していたために「電場」は発生していたようです。そして「電場」は、壁や床という物体を通して伝わっていた。なので、こたつの周辺の「電場」が高い状態だったのです。

リビングはみんなが集まる場所。特にテーブルではいろいろな作業をしますよね。そんな場所が、知らず知らずのうちに電磁波の発生の高い場所になっていたのはショックでしたね‥

ここに対しては、こたつの配線部分のブレーカーを落とすことで、一気に「電場」の数値が下がりました。それだけで解決することだったのです。

女性(腕組み)

そっかぁ。確かに、それは「知っているだけ」「意識を向けるだけ」で解決できることよね。

学習机

もう一つ、意外なところに電磁波の数値が高いところがありました。それが子ども部屋に置いてある「学習机」です。

これは、学習机についている「照明」が原因だったようです。照明があるために(使っていなくても)コンセントをつないでいる学習机。それはつまり「電場」が発生している状態であり、さらにその「電場」が、机という物体全部に伝わっていた状態だったのです。

これも、コンセントを抜くだけで、「電場」の数値は下がりました。照明は、別に単独のものを壁などに取りつけ、電気の流れに机を介さないようにするといい、というアドバイスもいただきました。

女性(腕組み)

これもちょっとした「知識」や「意識」ね。

こんなふうに「知っているだけ」で対策をとっていけることはたくさんあります。ただ、居住環境によって、どこにどれだけの電磁波が発生しているかはそれぞれなので、やはり、電磁波測定士さんに依頼をし、機器をもって計ってもらうこと、そして具体的なアドバイスをもらっていくことが、一番いい方法かもしれませんね。

バッテリーでやるといい!

「直流」と「交流」の話がありました。「直流」の場合は「波」が発生しない(=「電磁波」がない)のです。なので、「バッテリーでやる!」という対策方法もあります!

ノートパソコン

「ノートパソコン」の場合は、コンセントをつないだ状態でやると「電場」も「磁場」も発生してしまいます。そして「電場」は物体を伝わっていくので、キーボードをタッチしている指先から、からだの表面全体へと伝わっていってしまいます。また「磁場」は物体を通り抜けていくので、人体もつき抜けていきます。そして細胞を損傷することもあるのです‥

「パソコン」というのは「長時間触れているもの」なので、電磁波対策が重要になってきますよね。なので、ノートパソコンの場合は、充電しておいたバッテリーでやることをおススメします。これだけで、「電場」も「磁場」も発生しない状態で使用していくことが出来ますね。ぜひ、活用していってください。

あとは、パソコンの場合は通信をするので、「高周波」の問題も考えなければいけません。(「Wi-Fi」などですね。)しかし、現時点では「高周波」に関してはまだ未知の部分が多く、人体への影響もはっきりとはわからないのが現状です‥ 「でも、やっぱり不安‥」という場合は「有線」でやるようにするといいでしょう。「有線」にすれば「高周波」は飛ばないので、気にする必要がなくなります。

いつ発症してもおかしくない「電磁波過敏症」‥

じつは、自分も、自宅の電磁波測定などを依頼したり、電磁波について調べるようになったのは、「電磁波過敏症」になったことがきっかけでした。ある日、突然、スマホを使うと動悸がするようになり、パソコンを使っていると、顔がほてり、頭が重くなるようになり、「電磁波過敏症」と診断されました‥

私たちは、知らず知らずのうちに、たくさんの電磁波の影響を受けてしまっています。でも、ちょっと「知っているだけ」で変えていける部分はたくさんあり、「意識すること」でからだへの影響も少なくしていくことができます。特に、これから先を生きていく子どもたちのためにも、ちょっとの「知識」や「意識」を大切にしていってくださいね。

「電磁波対策」してますか?②