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女性(腕組み)

「農薬」も「発達障がい」と関係があるの?

国ごとに比べた「農薬使用量」と「発達障がい有病率」は比例している!

例えば、こんな比較グラフがあります。↓


(「https://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962」より )

「農薬の使用量」の国別のグラフと「発達障がいの有病率」の国別のグラフが、ほとんど同じ形にグラフになっているのです!

女性(ショック.)

ほんとだわ・・

「さまざまな種類の農薬が、子どもへの発達神経への毒性をもつ」ということは、多くの研究から明らかにされている事実です。また、そういう農薬が使われるようになってから、「発達障がい・精神疾患・アレルギー・がんなどのさまざまな病気や健康被害が増えている」というのも事実です。

では、そんな「農薬」と、「私たちの体」との関係性を見ていきましょう。

「農薬」とは?

そもそも、「農薬」と聞いてどんなイメージを持つでしょうか?

女性(腕組み)

「作物をつくるときに使うもの。」「農家の人が使うもの。」「自分(いち消費者)には あまり関係ない。」といった感じかしら・・

そうですね。大抵の人は、野菜などを買うときには「農薬」を気にしませんよね。そして、いまの日本では「農薬を使って当たり前」「無農薬=ぜいたく品・高級品」というイメージが強くなってしまっているので、尚更そうかもしれません。

しかし、「農薬」というものについて よくよく知っていくと、私は、「農薬が当たり前の作物」を常食していくことに怖さを感じます。

また「農薬」というのは、私たちの体に影響を与えるだけでなく、それを作る畑やその周辺の環境へも、そこから流れていく水にも、そこで暮らす動植物にも、多大なる影響を与えていきます。そういった部分への危機感も感じます。

なので「農薬」について、しっかり知っていきましょうね。

「農薬」とは「=虫を殺すクスリ」です!

「農薬」というのは「殺虫剤」です。つまり「虫を殺すクスリ」ですね。では、どうやって虫を殺すと思いますか?

これは「虫の神経系にダメージを与えて殺す」のです。つまり、農薬には「神経系にダメージを与える成分」が含まれている。ということ。

このように、虫の神経系にダメージを与える農薬(殺虫剤)が使われるようになったのは、ここ50年くらいです。そして、その50年間というのは、「新農薬が登場しては、数十年後にその危険性が明らかになる。」の繰り返しだといいます。

なので「農薬」は 次から次と 数十年単位で入れ替わっているんですよね。↑

一番最近の農薬である「 ネオニコチノイド系農薬 ※ 」というもの。

これも、いま、使われ始めてから数十年たち、さまざまな危険性が認識され始めているものです。そして、他国では規制が強まってきているのですが、日本では規制が緩くなっています。

少し前に主流だった「有機リン系の農薬」に関しても、他国では使用禁止になっているものが、日本では今だに「殺虫剤」として多く使われていたりもします。

このように日本の場合は、国が何の対策もしようとしない上に、逆に規制を緩めたりもするのです。

女性(ショック.)

そんな・・ 知らなかったわ・・

※「ネオニコチノイド系農薬」とは?

「ネオ」とは「新しい」という意味です。「ニコチノイド」とは「ニコチン」によく似た成分のこと。(タバコにも入っている有害成分として有名な「ニコチン」ですね。)

つまり「ネオニコチノイド系農薬」とは、「新しい「ニコチン」によく似た成分の入っている農薬」ということです。

そして、この農薬の特徴は「浸透性である」というところ。根っこからこの成分が吸収され、作物の根、茎、葉、花、花粉、蜜、果実、すべてに浸透していくタイプの農薬なのです。そうやって、内部からも殺虫効果をもっていくことで、虫が食べたら虫が死んでしまうようなもの。そうやって虫を寄せつけないようにしているクスリです。 


男の子(虫眼鏡)

虫が食べて死んじゃうものを、人間は食べても平気なの?

そうですよね。作物の根、茎、葉、果実、(ときには 花や蜜も)というのは、私たちが普段食べているものですよね。人間と虫とで致死量というのは違うので、それを食べたからと言って人間はすぐには死んでしまうことはありません。

しかし、これは「神経系にダメージを与えるクスリ」です。つまり、それを食べた私たち人間の神経系に少なからず影響は及ぼしていくのではないでしょうか。

「ネオニコチノイド農薬」が使用されるようになってから「ミツバチの異変」がおき始めている!

この「ネオニコチノイド農薬」の影響として問題視されているものに「ミツバチの異変」というものがあります。

ミツバチというのは、花から集めた「蜜」を主食にし「花粉」をおかずにしているのだそうです。なので、花のない時期は、イネからも花粉をもってくるのだそう。でもちょうどその時期に「神経系にダメージを与えるクスリ」がイネに散布されているんですよね・・

そして、問題になっているのが、

* 巣に帰れなくなっているミツバチたち、
* お互いにケンカを始めるミツバチたち、、
* 手足を震わせ、弱り、死んでいくミツバチたち、、、

これらは、どうみても「薬物中毒の症状」だといいます。そして、こういった現象が現れ始めたのは、この「ネオニコチノイド系農薬」というものが使われ始めてからなのだそうです。

「ミツバチ」だけではありません!

この農薬のヘリコプター散布の時期には、登校途中の子どもや保育園児なども、直接農薬を浴びてしまうことがあり、「 頭痛や吐き気、目のかゆみの訴え」だけでなく「激しく動き回るなどの異常行動」の報告もあるのだそうですよ。

女性(頭をおさえる)

そんな・・ 薬物と同じようなものが、私たちが普段食べているものに浸み込んでいるということでしょ・・

「農薬」が「私たちの体」に与える影響

例えば、いまの子どもたちの尿からは 100% 農薬の成分が検出されるといいます。

女性(ショック.)

そうなの!?

これは、きちんと検査結果に基づいて証明されている事実です。そして、これは 大人も同様 ですよね。同じものを食べ 同じ環境で暮らしているわけだから。

しかし「尿から農薬の成分が検出される」ということは、「体の解毒機能が働いて、有害物質を排出している」ということなので、いいことです。ここで問題になるのは、「農薬成分が、食べ物等を通して体に入ってしまっているという事実」「体内にどれだけ残ってしまっているのか?」の部分です。

でも、暮らしている環境や食事の中から、どれだけの量を体内に摂り込んでいるかはわからないし、人それぞれに代謝も違うし影響のされやすさも違うから、確実にこうだ!とは言えない部分があって、結局はそれが、「関係性はわからない」という「逃げの口実」にされていくのです。

「農薬」の影響は、次世代へと引き継がれていきます・・

あとは、こういったクスリの影響が出始めるのは数十年先だとも言われますよね。つまり、いま、そういった農薬を体内に摂り込んでしまっていたとして、その影響が目に見えてわかってくるのは、ずいぶん先(数十年後)なので、その関係性に気づきづらかったリ、気づいてからでは遅かったりもするということです。

数十年前に主流だった「有機リン系農薬」というものも神経系にダメージを与えるクスリです。この系の農薬は、浸透性はないので、何度も何度も作物にかけられていたといいます。そして、毒性が強いことがわかり、新しい農薬(ネオニコチノイド系農薬)へと切り替えられてきた。

つまり、いま「子を産む世代」の私たちが、子どもだったときの作物は、これらの影響を色濃く受けていたということです。そして、いま、発達障がいの子も、アレルギーの子も、すごく多い。冒頭のグラフも然りです。農薬を多く使っている国ほど、その傾向が強くなっています。

女性(頭をおさえる)

ほんとね・・

そして切り替えられた新しい農薬である「ネオニコチノイド系の農薬」。浸透性、残効性が高いので、散布回数が減る、害虫被害が減るとして、「魔法のクスリ」とうたわれ、売られてきたそうです。しかしこれも数十年が過ぎ、いろいろな危険性が言われるようになって、他国では規制が強まっている状況です。

こういった事実を、あなたは、どのように受け取りますか?

認識の低い日本では、いまだ「有機リン系」のクスリが殺虫剤として多く使われていたりもするので、この複数の種類の農薬が、同時に体内に摂り込まれてしまっているということも問題とされています。その場合、相乗的に毒性が強くなることが予想されますが、これはもうスパンが大きすぎて調べられる域のことではありませんね・・

しかし、だからといって、いま、常食している食べ物が、「農薬が当たり前」「無農薬はぜいたく品」の感覚のままでいいと思いますか? 私たちが、このまま「安くて便利」に慣れてしまっているままでいいと思いますか?

まず、根本にある考え方を見つめ直さなければいけませんよね。 どうして虫を殺さなければいけないのでしょうか? 「虫を殺す」以外の方法はないのでしょうか? (※ 矛盾だらけの「農薬」使用理由

いま、こういったことに、気づき、危機感を感じ、生み出された新しい農業の在り方が注目されています! それが「自然農法」です。(自然農法については、→「自然農法記事」へ )

次世代のためにも、ぜひ、いまの食の選択や、そういった部分への意識をきちんと持っていきましょうね。

女性(腕組み)

「発達障がい」って、単独で考えてしまうけど、トータル的な社会的問題だったりもする。ということよね。