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「自閉症のワクチン原因説」というのをご存じでしょうか?

「ワクチン」が原因で「自閉症」になるなんてあり得るの?
では、今回は「ワクチン」について深堀りしていってみましょう。
Contents
「自閉症のワクチン原因説」とは何か?

この説は1998年にイギリスの医学雑誌に「自閉症の発病に※MMRワクチンが関連している可能性」が指摘されたことが始まりと言われています。
※「MMRワクチン」というのは、麻疹、ムンプス、風疹の混合ワクチンのことです。
内容的には、「じっさいの所見から、麻疹、または風疹のワクチンが、腸管の炎症を引き起こし、通常は血管に入らない有害なたんぱく質が血中に入り込み、それが脳にも達し、自閉症の原因となっているのではないか?」という仮説が立てられたもの。
その後、この説はたくさんの反論を受け、「根拠がない」とされたようです。
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根拠は証明されなかったのね。
そうなんです。先の論文では「根拠がない」と結論付けられたのですが、しかしそれをきっかけに「ワクチンと自閉症の関係性」が、さまざまな方面から考えられるようになっていきました。
そして最近でも、数年前にイタリアにて「ワクチンが原因で自閉症になった!」という訴えが裁判で認められた、ということもありました。そんなふうに「ワクチンと自閉症の関係性」については未だに議論の的となっています。
では、ワクチンについて少し掘り下げて考えていってみましょう。
例えば「水銀」の問題。
「ワクチン」には、「チメロサール」という水銀が添加されています。水銀が原因となった病気‥日本4大公害の「水俣病」や「イタイイタイ病」等がありますよね。当然、ワクチンに含まれる「チメロサール」は大丈夫なのか? という声が上がってきます。
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えっ、待って。「ワクチン」って「水銀」が入ってるの!? 「水銀」なんてすごい猛毒じゃないの‥
そう。私たちは意外と「その中に何が入っているのか?」等をきちんと理解しないまま、社会の流れだから、保健師さんに指導されるから、という理由でみんなに合わせて行っているものが多いんですよね。「ワクチン」もその一つですね。
ワクチンのことをどれだけ知ってますか?
では、ワクチンの実際を見ていってみましょう。
すべてのワクチンは義務ではありません!
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「ワクチン」って、任意のものは自由だけど、「定期接種」のものは必ず打たなけばいけないと思っていたけど、違うの?
ワクチンは「定期接種」と「任意接種」とに 分けられていて、しかも保健師さんからも打つように指導されるので、「定期接種=必ず打つもの」と思い込んでいる人が多いですが、実際のところは、「定期接種」も「任意接種」もどちらも義務ではないので、打つか打たないかは個人の選択でいいのです。
この「定期接種」というのは、「=国が推奨しているから無料で打てますよ~」みたいな感じです。そのために自治体(保健師さん)から打つように指導されるんですよね。そして打たないでいると、「無料で打てる期限が切れちゃいますよ~」というはがきが送られてきます。しかし、それらは必ず打たなければいけないものではないので、打たないという選択をしたいのであれば、「私はこういう理由で打ちません。」とはっきり伝えれば、それ以上強要されるものではないのです。
なので、まずはきちんとしたワクチンの知識をとっていきましょう。その上で打つか打たないかを自己選択していってください。
だって、自分や自分の子どもの体に入れるものが、正直どういう成分のものかわからない‥って危険だと思いませんか? それが体に良いものかもしれないけれど、悪いものかもしれないじゃないですか。それをきちんと理解していく責任というのは、結局は自分にあるわけですから。
ワクチンの中身って知ってる?

ワクチンの原材料は、以下のもの↓だといいます。
- 水銀
- アルミニウム
- グルタミン酸ナトリウム(MSG)
- ホルムアルデヒド(防腐液)
- ポリソルベート80、ツイーン20など
- 猿、犬の腎臓、鶏、牛、人間の胎児細胞や遺伝子、それから作った豚や牛のゼラチンなど
- ワクチンの材料である動物細胞の培養で生じた細菌や野生のウィルス
- 添加物や抗生物質など
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えーー!!? 「水銀」「アルミ」‥「グルタミン」「ホルムアルデヒド」‥って、体に有害とされるものばかりじゃない!? これ、早いと生後2か月くらいから次々と打っていくわよね‥ 大丈夫なの!?
そうなのです。中身にどんなものが入っているか?をきちんと説明もされずに、小さな赤ちゃんにどんどん打つように促される現実は、少し考え直した方がいいですよね。
しかしこれらは、「公式文書(添付文書)」に きちんと記載されていることなのだそうですよ。
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でも、そんなの読まないわ‥
接種スケジュールとかは細かく教えてくれるのに、中身とか副作用とかそういった部分って確かに説明されないわよね‥
そうなのです。おそらく、ワクチン指導をする保健師さんもきちんとした知識を持っている方は少ないのだと思います。国や自治体からワクチンの接種指導をするように言われるからしているだけ、そういった人が多いのでしょうね。
でも、だからこそ、自分で情報をとっていかなければいけません。では、ワクチンの原材料について、さらに詳しく見ていってみましょう。
「水銀」「アルミニウム」

「水銀」も「アルミニウム」も、体に蓄積されていく「重金属」に分類されます。
「重金属」というのは、体の中でも特に「脂質」に蓄積されていくと言われます。もっと具体的に言うと、「細胞膜の7割は脂質でできている」「脳の6割は脂質でできている 」と言われているので、「細胞や脳に多く溜まっていく」ということになります。
例えば、「アルミニウムがアルツハイマーの原因になっている!」という話を聞いたことはありしませんか?これも「重金属による脳への影響」を指摘されいる一つです。
あとは放射能問題もそうですね。「放射性物質」も「重金属」に分類されます。チェルノブイリ事故の影響がいまだ色濃く残っているベラルーシ。そこで問題となっていることの一つに、「子どもたちの集中力が続かず、授業時間を短くせざるを得なくなっている」という状況があるそうです。これも「重金属による脳への影響」が指摘されている一つですよね。
そう考えると、「自閉症とワクチンの関係性」が言われるのも然りかもしれません。
「グルタミン酸ナトリウム」

「グルタミン酸ナトリウム」というのは「細胞を破壊する!」という危険性が言われ、海外ではその危険性の認識が広まっているものなのですが、日本では「食品添加物」としても認められており、摂取制限量も示されていません。
そしてさらに言われているのは、「3歳以前の乳幼児には、特に危険性が高い!」ということ。
じつは、脳にはそういった有害物質を送らないようにする「関所」のような働きをする所があるのですが、それが完全に出来上がるのが3歳頃だと言われているのです。逆を言うと3歳以前の乳幼児の場合はそういった有害物質はフリーパスで脳に届いてしまうということになりますよね‥
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えー、これがワクチンに入っているんでしょ!? ワクチンって、3歳前にたくさん打つじゃない‥ そんなの負荷が多すぎるわ‥
「ホルムアルデヒド」

「ホルムアルデヒド」というのは、よく理科実験室にある「カエルのホルマリン漬け」とかをイメージするとわかりやすいです。「ホルマリン」は「ホルムアルデヒド」が水溶液になったもののことを言います。
これは「毒性が強い」といわれる有機化合物で、「発がん性」もあるようです。接着剤、塗料、防腐剤などに使われ、そこから空気中に放出されたりもするので「シックハウス症候群」の原因としてあげられたりもしています。
また、乳児(~2歳)>若年層(~16歳)> 大人の順で、影響を受けやすくなるとも言われているのです。
よくビニール袋に入って売られている乳児の下着などに “ホルムアルデヒドの感染予防のため、開封しないでください。” 等と書いてあるのも、一番影響を受けやすい乳児の衣類を、空気中に浮遊するホルムアルデヒドから守るためなのです。

えー!? どうして衣類では気をつかうのに、直接体に入れる「ワクチン」には添加するのかしら‥
「ポリソルベート80、ツイーン20など」
これは「界面活性剤」です。界面活性剤というのは「=洗剤」のことですよね。
「洗剤」と聞くと驚くかもしれませんが、じつはこれらは食品添加物としても多く使われているんですよ。アイスクリーム、チョコレート、ドレッシング、インスタントラーメンの調味料、マヨネーズ、飴、チーズ、ショートニングなどに添加されている「乳化剤」も同じ分類なのです。
猿、犬の腎臓、他‥
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「生物由来の組織細胞」これはウイルスを培養するために使われるそうです。
これがワクチンの中に入っているということは、つまり、「生き物の組織細胞を、人体に入れる。」ということにもつながります。
そして、そういったことをすると、その組織細胞が知らないうちに毒性を回復したり活性化したりするなど、想定外のことが起こる可能性も指摘されているのだといいます。また、製造過程で不純物が取りきれないこともあるそうです。
例えば、副作用が問題視された「子宮頸がんワクチン」は、何の組織細胞で培養されているか知っていますか?
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知らないわ‥
きちんと「イラクサギンウワバ細胞由来」と説明書に書かれているそうですよ。これは「蛾の幼虫の細胞」です。
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‥蛾だなんて、衝撃的ね‥
「ワクチン」は培養して作る、とは知っていても、こうやって具体的にみていくと、とても衝撃的ですよね。
ウイルス
これは、抗体をつくるために、ウイルスを入れます。
「ワクチン」には、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」がありますよね。この「生ワクチン」には、生きたままのウイルスが入っています。「不活化ワクチン」は、死んだウイルスが入っています。
不活化ワクチンのしくみはこうです。↓
「ホルマリン」などで殺した病原体を体に入れるのですが、死んでいる病原体のため、体の中に入っても増殖せず、効果の高い免疫抗体は作れません。
そして、もともと人間の体には異物を排除するという自然のしくみが備わっているため、追い出されてしまいます。しかし「ワクチン」では、免疫抗体がつくられないと困ります。
そこで、死んだ病原体を出来るだけ体内に長く留めるために、アルミニウムや油などの水に溶けない異物である「アジュバンド」を加え、そこに病原体をくっつけて、完全なる異物にするそうです。その上で「ワクチン」として体内に入れることをします。
すると、体は、簡単に排除できなくなり、体の中に病原体と異物はしこりとして残っていくのです。
その他 添加物や抗生剤など
特に、先にも出てきた「アジュバンド」などの問題が指摘されています。
「アジュバンド」とは、不活化ワクチンの効果を高めるために加える添加物のことで、免疫増強剤と言われます。
不活化ワクチンの場合は、2回・3回と追加免疫が必要になります。そのたびに「アジュバンド」を体内に入れ、異物は蓄積されていきます。
これは副作用が強いので、日本ではこれまではあまり使われずにきました。しかし、2009年に海外から輸入された新型インフルエンザワクチンに「アジュバンド」が使用されていたことから、その後、なし崩し的に、「アジュバンド」が添加されているワクチンが定期接種に入ってきています。
・・
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なんだか矛盾ばかりね‥ これがワクチンの実際だなんて信じられないわ‥
これらは、ワクチンやクスリに対して疑問をもった有識者たちの情報をまとめたものですが、実際にいろんな考え方やものの見方があります。ここで何かを感じたのであれば、あとは自分でいろんな情報を収集してみましょう。何が正解、とかはありません。自分の中でしっくりくる情報を取り入れ、自分の行動に変えていけばいいのです。
では続けてワクチンの副作用についてです。
ワクチンの副作用としてあげられているもの

そして添付文書には「副作用」についてもきちんと記載されています。それを 改めて見てみるとこんな感じ↓です。
- ショックなど:「ショック(血圧・脈拍低下、死ぬ場合も)、アナフィラキシー様症状(急性薬物アレルギー、死亡リスク)、じんましん、呼吸困難、血管浮腫など」
- 脳脊髄炎:急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれる(当然、死の危険もある)。
- ギランバレー症候群:「頻度不明」
- けいれん:これも「頻度不明」(以下5~11も同様)。けいれん、熱性けいれん(発熱をともなう)があらわれることがある。
- 肝機能障害:肝機能障害、黄疸、GOTなど肝機能値の上昇などが起こる。
- ぜんそく:ぜんそく発作を誘発することがある。
- 血小板減少:血小板減少(血小板は出血を止める作用がある。減少すると内出血が起こる)、続いて血小板減少性紫斑病、紫斑(紫色の皮下出血)、鼻出血、口腔粘膜出血など。
- 血管炎:アレルギー性紫斑病、白血球破砕性血管炎、血管炎 ・・これらは激しいアレルギー反応で発症する。
- 間質性肺炎:間質性肺炎があらわれることがある。 発熱、咳、呼吸困難など臨床症状に注意する。
- 脳炎・脳症:脊髄炎、脳炎、脳症があらわれることがある。
- 皮膚がズルズル:皮膚粘膜眼症候群があらわれることがある。 皮膚や粘膜が水ぶくれからドロドロに溶けていく症状のこと。
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こういうのも、読み流しちゃうわよね‥
また他の副作用として、
- アレルギーとアトピー性皮膚炎
- 関節炎
- ぜんそく
- 自閉症
- 乳幼児にプロトンポンプ阻害薬の投与が必要となる胃酸の逆流
- ガン
- 糖尿病(乳幼児、児童)
- 腎臓の病気
- 流産
- さまざまな神経疾患と自己免疫疾患
- 乳幼児突然死症候群(SIDS)
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よくよく見ると、「自閉症」って書いてあるのね‥
そうなんですよ。でも、もし実際にこの中のどれか一つが「自分の赤ちゃん」に降りかかったときに、例えば「ワクチン」が原因だ!と認定されたとしても、「ワクチンを打つ前に、この文書を読んで、同意して、サインしたんでしょ!?」と言われて終わってしまいますよね、きっと。
正常性バイアス(思い込みや先入観)

よく防災を考えるときに出てくる言葉で「正常性バイアス」というものがあります。これは、「思い込み」や「先入観」このこと。何かの災害や事件が間近にあったとしても、なぜか「自分だけは大丈夫!」と思い込む心理が働いてしまうということを言うそうです。そしてそれが故に逃げ遅れてしまうことも多々あるため、防災の現場では随時、注意喚起されているのです。
そして、私はこれが「ワクチン」にもあるように感じます。ワクチンの副作用を並べられたところで、どこか他人事に感じ、「自分の子は大丈夫。」と思い込んでいませんか?
そして、そもそもの「ワクチンを打たない=感染病になってしまう」という考え方すら、統計を見ていきながら疑問の声を上げている医師もいます。それらも、もしかしたら私たちの「思い込み」なのかもしれませんよね。
私たちはどれだけのことをきちんとわかって自分の身に取り入れているのでしょうか? 私たちは、いつから「自分で考える」をしなくなってしまったのでしょうか? ここまで「ワクチン」の現状を深堀りして考えてみると、改めていろいろなことを考えさせられてしまいますよね。
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そうよね。ここまでみてくると、冒頭の「自閉症のワクチン原因説」も納得しちゃっている自分がいるものね。きちんとした情報をとって選ぶようにしていかないといけないわね。
まとめ
私の場合、息子は、「ワクチン」をひと通り打ち終わった2歳前くらいでアレルギー(食物アレルギーとアトピー性皮膚炎)が発覚しました。
よく見ると、上記の副作用の一つに「アレルギー」もあげられているんですよね。当時は気づきませんでした。やっぱり読み流してしまっていたんだと思います。そして、例え副作用があるというデメリットを十分にわかっていたとしても、「ワクチン=打たなければいけないもの」という「思い込み」があったから、「打たない」という選択肢があることをきっと当時は知らなかった。
そんなふうに、「打つかどうかを考える」ということもしないまま、ただ促されるままにワクチン接種を幼い我が子に重ねてしまっていたんですよね。そして、アレルギー発覚から四苦八苦していったときに、このワクチンの負の部分も知っていくことになったんです。
物事にはからなず、正の部分(メリット)もあれば負の部分(デメリット)もあります。だから、ワクチン自体を否定するつもりはありません。ただ、その両方をきちんと知った上で、自分はどちらを重視したいかを考えるべきだったな。とは感じています。
それに実際のところ、何かの不調が出たとしても、それがワクチンの副作用かどうかはわからないと思うんですよね。急性的な反応として出たならばまだしも、時間がたってじわじわとその子に負担になっていたとしてもそれは気づかれない‥
だから、息子のアレルギーもワクチンが原因かどうかなんてわからないんです。でもワクチンの内容物を知って、それらがいろいろと息子の体に負担になっていたのは事実だろうなとは感じました。そして、そいうったものを知らず知らずのうちに小さな体にたくさん与えてしまっていたんだな‥という後悔も感じました。
なので、こういった情報があることを、いま、何かしらにつまづきや疑問を感じ、ここにたどり着いてくれたあなたにシェアしています。なのでぜひ、「ワクチンを打つか打たないか」を自己選択していくための一つの情報としていただければ幸いです。