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外出時に気をつけた方がいいことは何かしら・・?
Contents
「日差し」対策
最近は、昔に比べて「日差し」や「紫外線」が強くなっているので、真夏の真昼などの外出は、必要最小限にしていった方がいいと思いますが、やはり、適度な外出も必要ですよね。
そんな時の「日差し対策」としてあげられるのは、着衣の工夫と「日焼け止め」の利用。
着衣の工夫
アトピーや敏感肌などで肌トラブルを抱えている場合は、直接肌に塗る「日焼け止め」は極力避けた方がいいでしょう。ただ「直接紫外線を浴びることで、湿疹がさらに悪化してしまう・・」ということもあるので、長袖等を着て、露出面を減らしていった方がいいですね。
暑がる場合は、肌着なしで長袖Tシャツ1枚でいいと思います。
帽子も「日よけタレ」がついているもの等を選んでいきましょう。帽子は蒸れて嫌がる子もいますよね。そういった場合は無理強いはせず、日傘やサンシェイドなどを活用したり、日かげに誘導していくようにすればいいと思います。
「日焼け止め」
子どもにも使える安全安心な「日焼け止め」は? でいくつかご紹介しています。
大半の「日焼け止め」には有害な成分が含まれいます。お子さんだけでなく、お母さん自身も選び方には十分に注意していきましょう。
「日焼け止め」の有害成分としては、紫外線吸収剤、合成界面活性剤、防腐剤、香料、旧表示指定成分、etc.いろいろなものがあげられます。これらは表示を見ても一般の私たちにはわかりませんよね。なので、信頼できる企業を見つけていくことが一番だと思います。
「汗」はたくさんかいた方がいい!
3歳までにかいた汗の量で 一生涯の汗腺の量が決まる!?
汗をかくと「あせも」トラブルになったり、着替えが大変になってしまったりするので、「汗をかくこと」を避けようとするお母さんが多いのではないでしょうか。
しかし「汗」というのは「老廃物を外に出すという行為」なので、必要不可欠なものです。「便や尿」と一緒ですね。なので、汗をかかないように努力するのではなく、汗をかいた後の対処法を的確にやっていくようにしましょう。
特に小さいうちに、いかに汗をかくかで、一生涯の「汗腺の数」が変わってくるといいます。なので「3歳まで」は積極的に汗をかかせていくことが大切です。
汗をかけない体になるとこんなことになる・・
小さいうちに汗をかかないでいると汗腺が育たず、↓ のような弱い体になっていってしまいます。
* 体温調整が下手になり、「夏バテ」や「熱中症」になりやすくなる。また「低体温」にもなります。
*「低体温」になると、集中力が続かない、疲れやすい、アレルギーにもなりやすい、となっていきます。
汗をかいた後の対処法
ミネラル補給
汗は、老廃物とともに多くの「ミネラル」も排出します。いま何かと気にかけられている 放射性物質 や、現代人に多くたまっているという重金属の毒素も「ミネラル」に属します。そういった毒素を排出する(解毒)効果もあるんですよね。
ただ、それらとともに、体にとって必要不可欠な「ミネラル分」(病気やケガを癒す「奇跡の水」~そこには70種類以上の「ミネラル」が含まれていた! 参照。)までも排出してしまいます。
なので、ここがポイント!
汗をかいた後は、良質の「ミネラル」をたくさん摂っていくようにしましょう!
サプリメントだと、選び方や値段が大変になってきますよね。なので、普段の食事から多くの「ミネラル分」を取り入れていけるようになるといいですね。具体的には「天然塩」「海藻類」「精製度の低いお米や雑穀」「ぬか漬け」などは「ミネラル含有量」が多いです。
お子さんの場合は、ぜひ「みそ汁を飲む」習慣をつけさせていくといいです。「みそ汁」も、市販の化学調味料のだしではなく「天然だし」を使いましょう。「天然だし」というと難しく感じてしまうかもしれませんが、「かつお節」「かつお節粉」「いりこ(煮干し粉)」でいいのです。特に「いりこ(煮干し粉)」はミネラル分を多く含んでいます。そして、できれば野菜たっぷりにしていきましょう。
このひと工夫だけで、「ミネラル」の摂取量が断然に変わってきます。(発達障がいで苦しんでいたお子さんも、こういったミネラル分を多くした毎日のみそ汁で、症状が改善していった! という事例もあるくらいだといいます。)
ぜひ「ミネラル」を意識してみてくださいね。

へぇー、「ミネラル」って大事なのね。
あせも対策
そして「あせも対策」としては、
* まめに、服や下着を取りかえていくようにすること。
(赤ちゃんや小さいうちは、背中等に入れておく「汗吸収パット」なども活用していくと、着替えがラクになりますよね。)
* 汗をかいたら、シャワーで流したり、濡れたタオルで拭いくこと。
(シャワーの場合、石けんは使わないようにしていってください。一日に何度も石けんで体を洗ってしまうと、必要な油分や常在菌、皮膚細胞までもが流れでてしまい、かえって肌荒れの原因になってしまいます。頭皮も「湯シャン」で十分に汗は落とせます。)
また「水遊び」も、汗を流すという意味合いもあるので、積極的にさせていきましょう。(「水遊び」は、「感覚遊び」にもなるので、感性を育てるためにも有効的ですよ。)
<「あせも」になってしまったら >
気をつけていても、「あせも」になってしまう場合もありますよね。そんなときは、「薬用植物」のチカラを借りてみてはいかがでしょうか。
特に「桃の葉」「栗の葉」「ビワの葉」「ヨモギ」などを煎じたものを、お風呂に入れたり、煎じ汁を薄めて拭いたりとするといいと言われます。ぜひ試してみてくださいね。
「食べ物」も気にかけるといい!
そして、意外に気づかれていませんが、「あせも」や「湿疹」というのは、「食べた物の影響」が、色濃く出てきます。授乳期であれば、お母さんの食事内容も、赤ちゃんに影響してくるようです。
例えば、「豆類を摂りすぎ」は、あせもになりやすい。と言われます。大豆、そら豆、いんげん、黒豆、コーヒー、添加物入りのしょうゆや味噌などは摂りすぎないようにしていきましょう。
また、「果物や甘いもの摂取」は、表皮は弱くする。とも言われます。気をつけてくださいね。
そして、「動物性食品」などの脂っこいものを摂ると、汗の成分が濃くなり、汗腺が詰まりやすくなる。とも言われるのです。吹き出物系の膿が溜まっているような湿疹はが出ている場合は「動物性食品」の摂りすぎが原因の場合が多いです。

そんなに「食べもの」で、皮膚の状況って変わってしまうなんて、知らなかったわ・・
「夏にしかできないこと!」って、たくさんありますよね。過度にマイナス面ばかりに目を向けるのではなく、それらと上手につき合って、おおいに 夏を楽しんでいきましょうね。