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「栄養療法」で花粉症が改善する!?

花粉症の季節。誰もが悩まされる鼻水にくちゃみ・・ 今年は目をやられてしまっている人も多いようですね・・

そんな花粉症をはじめとする「アレルギー疾患」が、「栄養療法」によって改善する。という話をご存知でしょうか?

「栄養療法」とは何か?

「栄養療法」というのは、不足している栄養素を補うことによって、私たちが本来もっている「自然治癒力」を最大限にいかしていこう! というアプローチ法のことを言います。(※ 【栄養療法】∼長年の不調が栄養素補給で改善する!?~ では、実例集をご紹介しています。)

日本では、溝口徹先生が、「栄養療法」の開設者といわれています。先生のクリニックで取り入れられている「栄養療法」とはどういったものかというと・・

まず血液検査で患者さんの栄養状態を分析した上で、食事や生活の指導をしたり、必要に応じて各種サプリメント等を処方しながら栄養素を補充するといった治療法だそうです。

女性(腕組み)

それで、不調が治っていくの?

「栄養療法」での治療効果!

「アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!」という本に、先生のクリニックでの体験談が紹介されています。

ここに書かれていること。

先生のクリニックでは、「栄養療法」を取り入れたことで、「花粉症」だけでみても、約8割の患者さんが改善しているというデータがあるそうです。また先生ご自身も「栄養療法」を取り入れるようになってから、40年来悩まされてきたアトピーの症状を抑えることができたのだとか。

その他にも、「糖尿病の治療をしているうちに、うつ症状がとれてきた!」といった患者さん、「不妊の治療をしているうちに、肌が若々しくなってきた!」といった患者さん、といったように、「栄養療法」によって、治療を望んでいた部位に留まらず、体全般での変化を感じていく患者さんが多くいると言います。

「アレルギー改善」にはポイントはいくつかあるそうですが、その中のひとつ、「砂糖をはじめとする糖質の摂取量を減らすこと!」に、今回は着目していってみましょう!

「砂糖」と「体」の関係性

「白砂糖」の怖さ・・

じつは「白砂糖」というのは、精製されているために「ミネラル分」がなくなっています。よく「白砂糖」より「茶色い砂糖」の方がいいと言われるのは、ミネラル分を摂取できるためです。

また、表面が削られ不自然に糖質がむき出しになっているために、私たちの体への吸収が早すぎてしまいます。体にすぐに吸収されてしまうものといったら「クスリ」や「麻薬」がそうですよね。そういったものと同じような状態になっているのがこの「白砂糖」です。

なので「白砂糖」を摂ることによって、気分がハイにはなりますが、それはクスリと同じで一定期間の効果です。そして、すぐに気分が沈み、また「白砂糖」が欲しくなる・・といった「依存性」につながっていってしまうのです。

また、白砂糖の摂取は体にとっての負担も大きくなります。私たちの体は、白砂糖の摂取によって急激に上がった血糖値を元に戻そうとします。結果、血糖値が急激に上下してしまうこととなり、特にホルモンを出す腎臓は疲労困ぱいしてしまうのです。すると、ドミノ倒しのように他の臓器にも負担が生じていくとになります。

また「白砂糖」は、空腹時にお腹に入った場合、胃の機能をマヒさせてしまうような効果もあるそうです。よく子どもが食前にジュースを飲んでご飯を食べなくなることがありませんか? これがまさしく「白砂糖」の影響です。

男の子(ふーん)

たしかに。ジュース飲むとお腹いっぱいになるし、甘いお菓子やケーキを食べると大きな声を出したり走り回ったりしたくなっちゃうかも!


【 糖質制限 】本当に意識すべきは「白砂糖」!

最近は「糖質制限」が流行っていて、「ご飯を食べない!」「ごはんの量を減らす!」etc.と「糖質=ごはん」と思い込んでしまっている人が多いように感じます。しかし、私たちは、普段の生活の中で、想像以上の量の「むき出しの糖質である【白砂糖】」を摂取していっているのです。本来は、そこに意識を向け、砂糖断ちをしていくことが優先されるべきですね。

女性(腕組み)

「想像以上の量の白砂糖の摂取」って、いったいどれくらいなのかしら・・?

日本における「白砂糖」の現状

産業用の砂糖消費が多い日本

こういった視覚的に砂糖を見せた写真を見たことはあるでしょうか?


( 参照:karapaia.livedoor.biz

ジュース1本は簡単に飲めてしまいますよね。しかし、角砂糖を20個は簡単に舐められる量でしょうか? しかし、これらは同等の砂糖の摂取量になります。こんなふうに、私たちは、普段、自覚のない範囲で、相当量の「白砂糖」を摂取しているのが現状なのです。

そして、特に日本の場合は、砂糖消費量の割合が 【 家庭用 】2~3割、【 産業用 】7~8割 (※「産業用」というのは、つまりは「外食」「お菓子」「ジュース」「ジャム」「缶詰」などの加工品から摂る砂糖量のことですね。)となっています。つまり、ほとんどが加工されている状態(つまり見えない状態)での摂取となっているのす。

「白砂糖」は世界的にも一番の消費量となっている!

世界一生産されている作物は「サトウキビ」!

また、世界での年間の作物生産量を見ていっても、

1位:サトウキビ ・・・ 12億9000万トン
2位:トウモロコシ ・・ 6億トン
3位:小麦 ・・・・・・ 5億7000万トン

と、砂糖の原料である「サトウキビ」はダントツの1位ですね。ちなみに2位の「トウモロコシ」も「異性化糖」という甘味料の原材料となっています。近年、トウモロコシが小麦を抜いて2位になったのも、「異性化糖」の消費量が増えたためと言われています。

女性(ショック.)

生産がこれだけあるということは、それだけ消費しているってことよね・・


日本人の砂糖消費量はどれくらい?

日本人の年間の砂糖摂取量は、16.4㎏とか、18㎏とか、22㎏とかといったデータがあります。これを1日あたりで計算すると、45g~60gくらいとなります。

男の子(虫眼鏡)

それって、多いの? 少ないの?

日本で国が示している摂取基準をみてみると、「砂糖」という項目はないので、「炭水化物」に含まれるとしてみていくしかないのですが、そこでは、「炭水化物の摂取量は、総エレルギー消費量の50%~70%にすることが望ましい」となっています。

この場合の糖質をすべて「砂糖」で摂ったとして計算すると、1日あたり 50~70g になるといいます。いま現在の日本人の砂糖の平均摂取量が、1日あたり 45g~60g です。

女性(腕組み)

これじゃあ、主食の「ごはん」も「パン」も「お芋」も食べられなくなるわよね・・

しかし、世界的な砂糖の消費量でみていくと、日本人のこの砂糖摂取量は、決して多い方ではないといいます。ただ、砂糖消費量を見ていくときには、世界的な比較よりも、過去から現在までの消費の増え方を見ていく方がいいでしょうね。

「白砂糖」の消費量が激増している!

注目すべきは、「白砂糖」の消費量が、1900年~1965年までの65年間で、なんと、世界的に、1人当たりの消費量が3倍以上に増えているということ!

女性(頭をおさえる)

65年で3倍!! それは、ちょっと異常よね・・

そしてこれは、「白砂糖」に限ったことです。「(ミネラル分の残っている)茶色い砂糖 」に関しては、65年前とで消費量にそれほどの差はないと言います。

人間の体は、65年の間にそんなには変わりませんよね。急に精製された「白砂糖」を、体に負担なく消費できるようになるはずがありません。

なので、まずはそこを意識していき「白砂糖」の摂取量を控えていくことですよね。白砂糖を意識し摂取量を減らしていくだけで、体内に取り入れる糖質の量は相当量減らしていくとこができるはずです。「ご飯の量」はその次に考えていけばいいのです。


「砂糖断ち」のやり方

みんな大好きなスイーツやお菓子・・

・・ さぁ、どうしましょう?

意識すること!

まずは「甘いものに慣れてしまっている体を変えていく」ことが必要ですね。そのためには、まずは「加工品」に含まれている「砂糖」を意識してみましょう。

「糖質オフ」や「カロリーオフ」と表記されていても、そこには「人工甘味料」や「異性化糖」が入っています。お菓子の成分表示を見ると、たいていが「砂糖」が一番先に書かれています。(成分表示は、内容量の多い順に書かれるので、その加工品に一番多い量含まれているのが「白砂糖」であるということを意味します。)

その他、ケーキはもちろん、パンや、味付き調味料にも必ずといっていいほどに甘味料が入っています。ペットボトルのジュースなどは、その中に含まれている糖分を角砂糖に代えて舐めるとしたら、到底舐められる量ではありません。

こんなふうに「意識してみる」だけで「砂糖」という表示の多さに気づいていきます。そして「意識」が向くと、自然と減らすことが可能になっていきます。

女性(ポイント)

そうね。意識するだけで選ぶものって変わってくるものね。

「砂糖」の代替え品

あとは、調味料として使う「砂糖」の使い方です。むしろ、加工品などからたくさん摂取してしまっている現状があるので、「家に砂糖は置かない!」でもいいくらいですね。和食の味つけであれば「みりん」で十分です。

ただ、ヨーグルトにちょっと甘味料を加えたい、とか、ちょっとごま和えにするのにみりんじゃできない、なんていう場合もあります。そういった場合は、「オリゴ糖シロップ」「米あめ」「メープルシロップ」「はちみつ」などで代替えするといいかもしれません。

あとは、古来から伝わる甘いお茶があります。「らかんか茶」や「甘茶」といったものは、自然の甘み成分で、砂糖の代わりとしていくことができますので、砂糖代わりに使うことをすごくおススメします。

あとは、やはり100%避けることは難しいので、意識したうえで、ある程度は受け入れるくらいの心の余裕を持っていくことですね。

やっぱり、誕生日やクリスマスにはケーキを食べたくなりますもんね。普段のケーキや甘い物を常食していく習慣をやめていけば、特別な日のケーキまでやめる必要なないと思います。そこで、ちょっとこだわったオーガニックのケーキを買ってもいいし、もし得意だったら、手作りケーキを楽しんでもいいし。そこは、楽しみましょう。

まとめ

「甘い物を常食していた習慣をやめる。」ということが、まずは大変ですが、ぜひ「砂糖断ち」に挑戦してみるといいかもしれませんね。

いまの時期は「花粉症」がつらい・・どうにかできないか? が先立ってしまっているのかもしれませんが、クスリで症状を抑えても一時の応急処置でしかありません。それよりも、体質改善をし、アレルギー症状が出づらい体づくりをしていった方が体が喜ぶし、一年を通しての体の巡りが変わっていきます。

冒頭の溝口クリニックでの実体験・・ 治そうと思った部分とは別の部分に好調を感じ、体全体に変化を感じるようになった患者さんが多数いた。とありましたよね。

症状で出ているものには必ず理由があるものです。なので「症状を抑えること」に突起して意識を向けていくのではなく、その根本にある体の問題に目を向けていけるようになるといいですね。

そして、日々の生活の中で、自分自身に何ができるのかを探していってみてください。それが「花粉症」のみならず、様々なことにプラスに働いていくことになりますよ。きっと。

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