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女性(腕組み)

【 水道水の塩素対策 】は、具体的にはどうすればいいのかしら‥?

「塩素」が私たちの体に及ぼす影響

そもそも「塩素」って何?

よく「パルプや衣類の漂白剤」「水道水やプールの殺菌剤」として使用されている「塩素」というもの。これは、本来は、「水素」や「酸素」と同じような分子です。それが「有機物」と反応することにより毒性が強くなる性質があるため、「次亜塩素酸(じあえんそさん)ナトリウム」という形に加工されて、殺菌や消毒に利用されているのです。

女性(腕組み)

「次亜塩素酸ナトリウムで消毒しています。」って、病院や施設でよく目にするわ! そこには大抵「体への悪影響はありませんのでご安心ください。」って書いてあるけど・・

「次亜塩素酸」の破壊力

「次亜塩素酸」というのは、「塩素」の活性が高くなっている状態です。

「たんぱく質」に反応する

これが「たんぱく質」などと反応することにより、相手を破壊するほどの力をもっていくのです。よく「漂白剤を直接さわってしまったときに、皮膚がヌルヌルしたり、」「プールに入ると目が赤くなったり、皮膚がカサカサしたり、」「金魚を水道水に入れると死んでしまったり、」としますよね。これが「塩素がたんぱく質に反応して相手を破壊している状態」なのです。・・その破壊力は相当なものです。

女性(頭をおさえる)

じゃあ、「次亜塩素酸は体への影響はない!」と言い切っているのは、ちょっとおかしいわよね‥

「ビタミンC」にも反応する

また「次亜塩素酸」は、ビタミンCにも反応します。なので、「塩素の含まれる水道水で洗った野菜は、ビタミンCが破壊されてしまっている」とも言います。また同じように、「塩素の含まれている水道水を芝生や庭木にかけ続けると、塩素枯れを起こす」とも言います。そのためゴルフ場では、水道水をそのまま散水することはしないそうです。

「塩素」が体に及ぼす影響

塩素などの物質が、人のからだへ侵入してくる経路は3つあります。

*「経口吸収」 ・・ 食べ物などで口から入る
*「吸入」 ・・ 呼吸から入る
*「経皮吸収・粘膜吸収」 ・・ 皮膚から入る

皮膚からの吸収

この「経皮吸収・粘膜吸収」に注目してみると、例えば、筋肉痛などにはシップを貼ると効きますよね。それは皮膚から薬用成分が吸収されるためです。しかし皮膚は、そういった有効成分だけではなく、有害な化学物質も吸収してしまうのです。そういうものが、近年では「経皮毒」として問題視されるようになってきています。

経皮吸収率は、皮膚の厚みによって異なります。顔の表面などのように皮膚が薄いところは吸収率が高いのです。また、口の中や肛門などのように粘膜がむき出しになっている部分は、バリア機能がないため、その成分が即効的に吸収されます。坐薬に即効性があるのはそのためです。さらに年齢によっても差があり、赤ちゃんや子どもの方が吸収率は高いと言います。

アトピー肌の場合は、常在菌も少なく、バリア機能も低下している状態です。つまり、このような塩素を、よりたくさん、より内部まで吸収してしまうということになります。気をつけてあげましょう。

女性(ショック.)

そうなのね! じゃあ、アトピーっ子には特に注意をはらってあげないといけないわね。

呼吸器からの吸引

また、お風呂のお湯にも注意が必要です。一説によると、「塩素入りのお風呂に15分入浴すると、1ℓの水道水を飲むのと同じ塩素量を吸い込んでいる。」とも言います。

水を変えただけでアトピーが良くなった!?

「水道水に塩素が添加されていないハワイに療養に行っただけで、アトピーが治った!」「水を変えただけで、アトピーが改善した!」などという事例がたくさんあります。私たちは、それだけ、水道水に含まれる「塩素」の刺激をたくさん受けているのです。

具体的な塩素の除去方法

塩素を除去する

浄水器をつける

そんなに高いものでなくて構いません。カルキ(塩素)除去できれば十分です。

お風呂の水も気を付けたいところですね。塩素除去タイプのシャワーヘッドなどもあります。また、家の水道管の入り口に取りつけて、家中まるごと浄水できる「セントラル浄水器」というものもあります。

塩素を中和する

炭は、塩素やトリハロメタン、その他不純物も吸着して水をきれいにしてくれます。

洗って煮沸消毒し、乾燥させた炭を水に入れて一晩寝かせればOK 炭の種類にもよりますが、洗って日干しすれば繰り返し使えます。カルキ抜き用としてすぐに使える状態のものも売っています。

お風呂に利用する場合は、2キロの備長炭を洗濯ネットなどに入れて、1~2時間前に入れておくだけでいいと言います。

緑茶

緑茶( 飲むときに使う一回分の葉( 出がらしでもいい))をガーゼで包み、お風呂に入れるだけでいいそうです。

ビタミンC

塩素はビタミンCにも反応するため、それらを入れることにより、そちらに吸着させてしまうことが出来るのだとか。

ビタミンC(アスコルビン酸)を、お風呂200ℓに対し1g投入するだけです。(「アスコルビン酸」は、ドラックストアなどで簡単に入れることができます。) レモンや柑橘系で代用してもOKです。

その他

「天然塩」「米ぬか」「EMセラミックス」なども塩素中和に有効的であると考えられています。

塩素を分解する

沸騰させる

塩素は蒸発しやすい性質をもっているので、沸騰させることで分解されます。
(※ちなみに、塩素濃度が一番高くなるのは、41℃くらいだと言います。)

塩素やトリハロメタンを逃がすためには、沸騰し始めてから10分は蓋を開けた状態にしておくといいそうです。

女性(ポイント)

ぜひ、取り入れていかなきゃね!